主演の鈴木からも多くのことを学んでいるという。

「すべてが参考になるというか、現場の入り方とかシーンの入り方とか背中で見せてくださっていて、途中からずっと僕は亮平さんの真似を。シーンに入る前から集中して本番に挑むというスタイルを真似させてもらっています」

また、鈴木が「不器用ですぐ役に切り替わるのが苦手で、そのシーンのことをしっかり考えて、集中して気持ちを作った上で本番に入る」と話していたと言い、「亮平さんは昔、それがカッコ悪いと思っていたみたいで、本番で切り替わるのがカッコいいと思って試していたそうなんですけど、あるときをきっかけにそれをやめて今のスタイルになったと聞きました。僕はその亮平さんがカッコいいと思ったので真似しています」とリスペクトしていた。

黒木については、「いろんな役を演じられ、いろんな演技を見てきたので、どんな人かわからなくて怖かった」と打ち明けた上で、「とても優しくて穏やかで、シーンの最後のほうのアドリブで毎回違うことを言うんですけど、裏でスタッフさんも笑っているくらいギャグセンが高くて。本当にフレンドリーでいつも仲良くさせてもらっています」と印象を語った。

■兄役の菅生新樹と作り上げてきた兄弟の距離感

兄・誠役の菅生とは、少しずつ兄弟の距離感をつかんでいったという。

「お互いに共通の意識があって、ほかの人がいるときはベタベタしない兄弟なので、12人のキャストがいるときはそんなにしゃべらないんです。でもいじってくれたりしますし、そういうところで関係性を徐々に作っています。2人になったときはしっかり話していますが、お芝居のことではなく他愛もない話をしていて、そうすることによってだんだん壮磨と誠の距離感もこんな感じなのかなとつかんでいきました」

楡伸次郎(にれ・しんじろう)役の生田俊平とは、別の作品でも共演したことがあり、仲がいいとのこと。「別の作品で一緒だったときもけっこう話してご飯にも行っていましたし、オーディションを受けている途中もよく話していました」と語った。

最後に12日放送の第5話について「南雲先生の過去が明かされます。先生になるまでにどういうことがあったのか描かれるので注目していただけたら」と見どころを紹介。「野球部が冬練習をします。そのシーンは僕も見ていて興奮しました」と話していた。

  • 『下剋上球児』第5話の場面写真

■小林虎之介
1998年2月12日生まれ、岡山県出身。趣味は野球観戦、バイク。特技は野球(12年)、水泳(6年)。テレビ朝日『遺留捜査スペシャル』(23)、映画『18歳、つむぎます』(23)などに出演。

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