10日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』(毎週火曜21:00~※初回拡大スペシャル)の記者会見が5日、東京・六本木のテレビ朝日本社で行われ、松岡昌宏、伊野尾慧、桜田ひより、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子が登壇。家政婦として指名したいメンバーを語った。

  • 『家政夫のミタゾノ』会見より

■松岡昌宏、ミタゾノさんの装いも地声でトーク

会見開始時は背景に金の幕がかかっていたが、松岡が指を鳴らすと、“ゴールデン”なミタゾノさんの顔がズラリ。松岡は「思ってるのと違いました。セットでもなんでもない……」と苦笑いを浮かべたが、伊野尾は「ご利益がありそうですよね」と笑顔を見せた。

2016年にスタートし、今作からはゴールデンに進出する人気シリーズとなった『家政夫のミタゾノ』。松岡は「まさかここまで続くと思っていなかった」と驚き、「スキルアップ、ダウンすることなく作ったつもりです。ぜひお楽しみください。痛み入ります」といつものミタゾノのトーンで語る。しかしトークパートが始まると「久しぶりにミタゾノの声を出したら大して出ねぇなと思って、すみません、この声でやらせていただきます」と、装いはミタゾノさんながらも松岡ボイスにチェンジしていた。

今作のゲストはすでに一挙発表されており、一覧がモニターに映し出されると、伊野尾は「山本舞香ちゃんがシリーズをまたいで登場するのが衝撃で。視聴者の方もどこで出て来るか楽しみにしていただければ」と呼びかけ、松岡も「こうやって見ると、やっぱり舞香はギラギラしてますね」とコメント。そして新シリーズから加わる桜田は、初めてのミタゾノの対面を「画面で見るより迫力がありました」と振り返り、「メイクをご自身でされているのもびっくりしました。10分くらいで完成させて、誰よりもキレイに口紅を塗っているんです」と語った。

■家政婦として指名したいメンバー発表

会見では、「家政婦として指名したいメンバーは?」との質問が。松岡は、「ミタゾノが来たらめちゃくちゃにされるので、ミタゾノ以外で。晩酌の相手もしてくれそうなので余さんにしてもらおうかな」と余の名前を上げる。伊野尾は「ミタゾノさん以外は本当に家政婦の仕事ができるのかという……」と、いつもむすび家政婦紹介所で話に花を咲かせているメンバーを見渡したあと、「色々暴かれちゃうのは怖いけど、やっぱりミタゾノさんですかね」とミタゾノをリクエスト。松岡に「暴かれるようなことしてるの?」と鋭いツッコミを入れられ、少し考えたあとで「……してないです」とまっすぐな目で見つめ返す伊野尾。「色々キレイにしてもらって……」と続けると、再び「汚れてるの?」と胸を指して追及され「家がですよ。ハートじゃないですよ」と笑っていた。

桜田は「私もミタゾノさんですかね。力持ちですし家具を運んでもらいたいです。私も隠してることはないので」とキッパリ。しかし松岡が「どこ住んでるの?」と聞くと「個人情報なので」とテンポよく返し、そのやりとりが撮影の際にお決まりになっていたことが明かされた。「男性がいいです」という平田に、松岡をミタゾノさんとして数え「そしたら僕だけになっちゃいますよ?」と伊野尾。「じゃあ伊野尾くんで」とリクエストされ、司会者に「消去法のような……(笑)」と笑われるも、「お付き合いしますんで」と元気に応えた。余が「ひよりちゃんに来てもらいたいです。おばさんの話の相手をしてほしい」とラブコールを送られると、桜田は「ぜひ」とニッコリ。しゅはまは「余さんがいいです。一度おうちにお邪魔させていただいて色々ごちそうになったんですけど、手際よくおつまみを作ってくださったりしたんです」と仲睦まじいエピソードを明かしていた。

  • 伊野尾慧

■『家政夫のミタゾノ』新シリーズよりゴールデンへ

同作は女装した大柄な家政夫の“ミタゾノさん”こと三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う根深い汚れまでもスッキリと落としていく、痛快覗き見ヒューマンドラマシリーズ。2016年10月クールにテレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠でスタートし、昨年4月には第5シリーズを放送と、同枠で誕生したシリーズ作品としては最長を記録している。昨年には舞台化も実現した人気シリーズが、この秋ゴールデン帯へ進出する。