スバルはこのほど、「BRZ」の一部改良モデルを発表した。

  • 「SBRZ」一部改良モデルを発表 ※「BRZ STI Sport」

2012年に登場した「BRZ」は水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトのピュアスポーツカー。

2021年7月に発表された現行モデルは、初代モデル同様、トヨタ自動車とスバルによる共同開発車であり、クルマのベースを共有しながらも、それぞれの個性を際立たせる走りの味を追求。「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」の実現を目指した。

今回の改良では、同社初となるマニュアルトランスミッション車(以下MT車)向け運転支援システム「アイサイト」を採用。アイサイトの高い衝突回避、衝突被害軽減、運転負荷軽減の各性能へMT車の特性に合わせた制御を施し、リアルワールドの幅広いシーンで安定した動作を実現、運転する愉しさと安心を高い次元で両立した。

  • 上質さとさらなるスポーティーさを実現した「STI Sport」グレードを新たに設定

また、上質さとさらなるスポーティーさを付加した「STI Sport」グレードを新たに設定。STIチューニングによる専用サスペンションを装備し、ステアリングの切り始めから内輪の横力を引き出すダンパーセッティングとすることで、応答性の高いハンドリングを実現している。

フロントサスペンションには、STIチューニング 日立Astemo製SFRDフロントダンパーを採用し、快適な乗り心地と俊敏でスポーティな走りを両立した。

また「STI Sport」の動的性能をより高める装備として、ゴールドキャリパーのbrembo製17インチフロント&リヤベンチレーテッドディスクブレーキをメーカーオプションで設定した。

  • 、「STI Sport」の「新しい足回り」のイメージを際立たせ、特別感を演出

エクステリアでは、ドアミラーやルーフアンテナをブラック化し、ヘッドランプ内エクステンションのBRZロゴカラーをチェリーレッド化。また光輝感の高いダークメタリックの18インチアルミホイールを採用し、「STI Sport」の「新しい足回り」のイメージを際立たせ、特別感を演出している。

インテリアには、ボルドー/ブラックで仕立てたウルトラスエードと本革のシートや、ダークキャストメタリック加飾パーツにより「大人の上質なスポーツカー」にふさわしい質感を実現している。

BRZの価格は330万円〜381.7万円。