俳優の佐藤健が主演を務める、映画『四月になれば彼女は』(2024年3月22日公開)のビジュアルと予告映像が、公開された。
同作は、『怪物』(23)、『君の名は。』(16)など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏の同名小説の実写化作。米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」などのミュージックビデオを演出した山田智和氏が、長編映画監督に初挑戦する。
精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。
■『四月になれば彼女は』予告映像&“恋するビジュアル”公開
今回公開されたのは、「10年ぶりです。伝えたいことがあって、手紙を書いています」という春(森)の語りとともに、ボリビア・ウユニ塩湖の絶景が広がる予告映像。学生時代写真部だった藤代(佐藤)と春が撮影した写真の数々や、プラハ、アイスランドなどの絶景に合わせて幸せな日々が回想されていき、藤代と現在の恋人・弥生(長澤)の日常が描かれる。そして、弥生の「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という問いかけの後に、、ウユニ塩湖でひとり写真を撮る春の姿が映し出される。
また、あわせて“恋するビジュアル”も公開。藤代・弥生・春のそれぞれの“幸せな記憶”を表現しており、愛おしい存在にだけ見せる柔らかな表情の一瞬を切りとっている。藤代のビジュアルは、本編撮影中に森が自らシャッターを切った写真を使用しており、まるで本物の恋人が撮影したような自然な表情を引き出している。
(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会