能勢電鉄は、妙見の森関連事業の営業終了日を繰り上げると発表した。妙見の森ケーブルの廃止日について、予定していた2024年6月24日から2023年12月4日に繰り上げる旨の廃止繰上届を提出。妙見山で展開する妙見の森関連事業も12月3日で終了する。

  • 妙見の森ケーブル(鋼索線)の廃止日が繰り上げられ、12月3日をもって営業終了。妙見の森リフト(索道線)と他の事業も同日に営業終了する(提供 : 写真AC)

妙見の森関連事業に関して、鋼索線(妙見の森ケーブル)の営業終了日をもって、索道線(妙見の森リフト)とその他事業の営業も終了すると発表していた。今年6月に鋼索線の廃止届を近畿運輸局に提出しており、当初の廃止日は2024年6月24日としていたが、9月12日に「近畿運輸局から廃止日を繰上げしても公衆の利便を阻害するおそれがないことを認める通知」があったという。

能勢電鉄は9月22日、鉄道事業法第28条の2に則り、近畿運輸局長宛に鋼索線の廃止日を2023年12月4日(最終営業日は12月3日)に繰り上げる旨の廃止繰上届を提出した。これにより、12月3日をもって鋼索線「妙見の森ケーブル」(黒川~ケーブル山上間)、索道線「妙見の森リフト」(ふれあい広場~妙見山間)、その他事業(妙見の森バーベキューテラスなど)が営業終了となる。