鉄道や旅などに関する雑誌や書籍を手がける天夢人は、鉄道に関するワンテーマを1冊で取り上げる「鉄道まるわかり」シリーズの第4弾『東武鉄道のすべて 改訂版』を9月5日に刊行した。
2019年3月に刊行された『東武鉄道のすべて』から4年が経過したことを踏まえ、新型特急車両「スペーシアX」、東京メトロ日比谷線と直通する座席指定制列車「THライナー」、3機体制になった「SL大樹」など、その後の変化を盛り込んだ1冊となっている。
東武鉄道全12路線を個別に紹介するほか、全205駅から特徴的な駅を取り上げ、歴史や構内の様子を紹介している。車両を紹介するページでは、現役車両だけでなく、1720系DRCや吊掛車、機関車など、懐かしの名車も取り上げる。
東武鉄道の会社としての生い立ち、東上線の成り立ち、高度経済成長期の興隆など、創立から130年に迫る歴史も凝縮して紹介。近年、再注力している日光・鬼怒川温泉観光、高架化や複線化の進展、新駅・みなみ寄居駅の開業などの最新の動向も解説する。
『鉄道まるわかり004「東武鉄道のすべて改訂版」』はA5判176ページ、価格は2,200円。全国の書店やネット通販などで販売される。