JR東海と伊勢鉄道は、鈴鹿サーキットで9月22~24日に開催される「2023 F1日本グランプリ」に合わせ、名古屋~鈴鹿サーキット稲生間などで臨時列車を運転する。特急「鈴鹿グランプリ」も設定され、HC85系を使用して運転される。

  • 「2023 F1日本グランプリ」の開催に合わせ、9月22~24日に臨時列車の特急「鈴鹿グランプリ」を運転。HC85系を使用する(写真は特急「南紀」)

特急「鈴鹿グランプリ」は上下各2本を設定し、名古屋~鈴鹿サーキット稲生間で途中の桑名駅と四日市駅に停車。下り「鈴鹿グランプリ3号」(名古屋駅8時51分発・鈴鹿サーキット稲生駅9時51分着)と上り「鈴鹿グランプリ2号」(鈴鹿サーキット稲生駅16時46分発・名古屋駅17時44分着)は9月22・23・24日、下り「鈴鹿グランプリ1号」(名古屋駅7時12分発・鈴鹿サーキット稲生駅8時17分着)と上り「鈴鹿グランプリ4号」(鈴鹿サーキット稲生駅17時35分発・名古屋駅18時26分着)は9月23・24日に運転される。

下り「鈴鹿グランプリ1・3号」、上り「鈴鹿グランプリ2・4号」ともにHC85系を使用し、全車指定席で運転。「鈴鹿グランプリ1号」のみ、グリーン車を連結した編成で運転される。伊勢鉄道線内のグリーン料金は不要とのこと。

9月23・24日に臨時の快速列車も運転される。名古屋・四日市~鈴鹿サーキット稲生間で朝から正午すぎにかけて下り9本(名古屋発3本・四日市発6本)、16時以降に上り9本(四日市行5本・名古屋行4本)を設定。鈴鹿サーキット稲生~津間で9~11時台に上り5本、16~19時台に下り6本を設定した。

  • 伊勢鉄道の普通列車

9月22日に臨時の普通列車も設定しており、下りは午前に河原田発鈴鹿サーキット稲生行1本、午後に玉垣発津行1本、上りは午後に鈴鹿サーキット稲生発四日市行1本の運転を予定している。なお、会場の鈴鹿サーキットまで、最寄り駅の鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩で20~25分程度かかるとのこと。伊勢鉄道は交通系ICカード(「Suica」「ICOCA」「TOICA」など)を利用できないため、乗車券を購入しての利用を呼びかけている。