元乃木坂46の山崎怜奈が、16日にABEMAの「ABEMA NEWSチャンネル」で配信された報道番組『ABEMA Prime』(毎週月~金21:00~23:00)に出演し、ファンの出待ち行為に対する本音を明かした。

  • 『ABEMA Prime』に出演した山崎怜奈

    『ABEMA Prime』に出演した山崎怜奈 (C)AbemaTV,Inc.

同番組は、「あっ」と驚くニュース解説や議論を通して、視聴者・出演者・制作者の考え方や視点が変わることを目指す報道番組。

16日の配信では、韓国のDJ SODAが日本の音楽フェスに出演した際に、観客から受けた痴漢行為を告発したことに対し、「露出度の高い服を着ているから悪い」などと心無い意見が寄せられていることを伝えた。

MCの山崎は、「『他人の体は、簡単に触っていいものじゃない』ということは常識。加えて、プロのパフォーマンスに対価を払っている場所だから、やるべき行為ではない」と苦言を呈したうえで、「『露出を控えた衣装にしなさい』と言うが、それだとアーティストが作り上げた世界観が変わってしまう。アーティストをリスペクトする気持ちを持つべきだと思う」と持論を展開した。

また、議論が「ファンとの距離感」に及ぶと、山崎は「握手会や番組観覧など“仕事上でお会いできる機会”でファンの方に来ていただけるのは、すごく嬉しい」と前置きし、「現場から一歩外に出たら完全にプライベート。いくら仕事が終わった直後とはいえ、そこに駆け付けるのは、アイドルへの尊重が足りないのではないか」とコメント。さらに「出待ちは“ここにあの子がいる”と明らかな状況で待たれている。万が一、悪意を持たれていて、バッグの中から出てきたのが刃物だったら……と、私も考えてしまう。出待ちするファンに対して、警戒心を持つのは当然だと思う」と本音を明かした。

握手会などでも同様の危険があるという意見についても「こういう話になると、『握手会だって危ないのでは?』と言われてしまうが、運営やグループ側が対策を講じているので、『ファンと触れ合うことはすべて危険』という話題に発展してほしくないと思う」と話した。