女優の中村アンが、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(19日21:00~)に出演する。

  • 中村アン=フジテレビ提供

『ほん怖』8年ぶりの出演で初主演となる中村が登場するのは、ある病院を舞台にした『視線の出処』。シングルマザーの河野美奈が、娘の入院先の病室で正体不明の視線とうめき声に恐怖するというストーリーだ。

美奈は正社員として働き始めた会社で新規プロジェクトに携わり、忙しい毎日を過ごしていた。娘のさくらとは二人暮らしのため、美奈は母・香奈子にさくらの面倒を見てもらうことが多くなっていた。そんなせわしない日々の中、さくらが原因不明の高熱で入院することに。美奈は寂しがるさくらに付き添うため、会社を休んで病院に泊まり込むことを決める。

しかしその夜、美奈がふと目を覚ますと、どこからか男性のいびきのようなくぐもった音が聞こえてきた。同室の患者のいびきだろうと軽く思っていたが、その翌日も昨夜と同じ音で目を覚ます美奈。さらに、その日以降は音と共にどこからか何者かの視線を感じるようになる。しかし、周りには同室の患者しかおらず、他には誰もいない。正体不明の強い視線におびえる美奈は寝不足の日々が続き、自身の仕事にも影響が出始めて上司の堀川(吉田ウーロン太)からも心配される。病院側に病室の変更を願い出るなど、ますます不安を感じる美奈だったが、視線と音はさらにひどくなっていき…。

コメントは、以下の通り。

■中村アン
――『視線の出処』の見どころと、ご自身の役については?
「今回はシングルマザー役で日々仕事に奮闘している中で、娘が入院した病室で正体不明の視線に恐怖する母を演じています。母として病気と闘う子どもを見守り続けているのですが、病室で感じる強い視線が気になるという…。本当に怖いお話です!」

――最近体験したゾクっとしたエピソードはありますか?
「帰宅したときに部屋の窓のカーテンに人の頭のようなものが映ってる!?となって、隣の部屋からのぞいたり棒でつっついたりしてみたのですが…。ちゃんと見たら向かい側マンションの照明の加減で何かの影が人の頭に見えただけでした(笑)。ただの見間違いだったのですが、相当ヒヤッとしました」

――放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします!
「今年の熱すぎる夏を、『ほん怖』で冷やっと温度を下げていただければと思います!ぜひご覧ください」

■プロデュース・大野公紀氏
「中村アンさんが8年ぶりに『ほん怖』に帰ってきてくださったこと、とてもうれしく思っています!演じていただく『視線の出処』は、幽霊病棟を舞台にした作品です。タイトルのとおり、不可解なものに見つめられている気がするものの、それがどこからなのかわからない…身近な場所での恐怖を描いています。そして、今回中村アンさんが『ほん怖』で見せてくださった母親役としての表情、さらには娘とのやりとりは必見です。ぜひ親子でもお楽しみください!」

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