――今回のドラマ主演の発表を受けて、反響はいかがでしたか?

やっぱり、トラックドライバーという役柄には私もびっくりしましたし、発表を聞いたファンの方にも、きっと想像がつかないだろうなと思いました。どんな感じになるんだろうっていうのは、私もまだわからないし、ミーグリ(ミート&グリート)というファンの方と交流できるイベントがあるのですが、そこでもやっぱり「どうなるのか予想できない」とか「めちゃくちゃ楽しみ」っていう言葉をたくさん頂いたので、うれしかったです。

――すでに撮影は終えられていますが、どんなところを見てもらいたいですか?

私自身、カットがかかるたびに監督さんに「今の大丈夫ですか?」と逐一聞いていましたし、完成した映像はまだ見れていないので、本当にじゅんちゃんになれているのか、トラックドライバーになれているのかまだ分からなくて、不安のままなんです。でも、「普段の私と全然違うじゃん!」って思ってもらえる部分が少しでもあったら、うれしいですね。

――演じるにつれて、不安はだんだん解消されていった感じですか?

いや、最後まで役についての不安はなくならなかったです。本当に自分と真反対の役柄だったので…。どうしてこの役に起用していただいたのか、本当に気になって、「私で大丈夫ですか?」と何度も聞いたんですけど、監督さん(林希氏)はデビューした当時からお世話になって知ってくださっている方で、「新しいさくらちゃんが見たいから」と言ってくださっていたので、その期待には応えたいなと思っていました。

■アイドル活動に生きる現場「今後につなげていけたら」

――今回のドラマは、働くことの楽しさというのもテーマとして描いていると思うのですが、お仕事のやりがいは、どんなところで感じますか?

私たちアイドルにとって一番は、やっぱりファンの方が喜んでくださったり、楽しんでくださっていたら、それがやりがいになります。私は本当に何でもネガティブに捉えてしまう性格なんですけど、めいめいさんは「私は何でもできるぞ!」って本当にポジティブで前向きな方なんです。できなかったとしても、何回もやって全部得意にしていくので、この役に出会って新しい考え方ができたなって発見になりました。それは、今後につなげていけたらいいなと思いますね。

――アイドルの活動に還元できる、学びが多かった現場という感じですね。

そうですね。全部の場面をいろんなことに置き換えて、これからもお仕事をしていこうってすごく思いました。