テレビ朝日系バラエティ番組『朝メシまで。』が、秋よりゴールデン帯(毎週水曜19:00~)に進出することが11日明らかになった。

  • 左からウエンツ瑛士、児嶋一哉=テレビ朝日提供

同番組は、ほとんどの人が眠っている夜から朝にかけて働き、1日の終わりに朝食をとる人たちにスポットを当てる朝メシバラエティ。2022年6月に単発特番として誕生し、同年10月からは毎週土曜深夜の放送で感動を伝えてきた。これまでゴールデンスペシャルを3回放送したところ、2023年2月のゴールデンSPで個人全体5.1%(世帯8.8%)の視聴率を記録。同時間帯民放トップタイとなるなど、大反響を呼んだ(※視聴率はビデオリサーチ調べ。関東地区)。秋からのゴールデン昇格後も番組の持ち味はそのままに、より興味深い夜中のお仕事と、それに挑む知られざるプロフェッショナルたちの姿をパワーアップして伝えていく。

MCコンビのアンジャッシュ・児嶋一哉×ウエンツ瑛士は、ゴールデン昇格に大喜び。児嶋は「めちゃくちゃうれしいです! 実は、奥さんのお母さんも、“いい番組だね”って喜んでくれているんです。ほかの方にも“番組見てます”とよく声をかけられますが、ついつい自分から“いい番組でしょ?”って言っちゃう(笑)。だって本当にいい番組だな~って毎回、実感していますから!」と、“いい番組”というワードを連発しまくってうれしさを表現。ウエンツもまた、「人知れず夜中にお仕事している人の存在に気づいてもらえるきっかけがより大きくなると思うと、感慨深いですね! ちなみに僕は、斜め向かいのお宅の奥さまとすれ違ったとき、“見てるわよ。いい番組ね”と褒められました(笑)」と番組の反響を実感してきたことを明かした。

なお、現在同枠(水曜19:00~)で放送中の『隣のブラボー様 ごほうび☆覗き見バラエティ』は毎週土曜夕方(18:30~)、その枠で放送中の『謎解き戦士! ガリベンガーV』は毎週木曜深夜(25:26~)に移動となる。

■児嶋一哉(アンジャッシュ)

――ゴールデン昇格を聞いた今のお気持ちを教えてください。

いやもう、めちゃくちゃうれしいです! 実は、奥さんのお母さんが岡山で暮らしているのですが、「すごくいい番組だね」って喜んでくれているんです。ほかの番組では、あまり言われたことがなくて……(笑)。ゴールデンの放送になったらお母さんにも見てもらいやすいですし、より多くの方に見ていただけるのはすごくうれしいですね。

――ご自身が思う、この番組の魅力とは?

お母さんだけじゃなく、ほかの方にもよく「番組見てます」と声をかけられますが、ついつい自分から「いい番組でしょ?」って言っちゃうんです(笑)。だって本当にいい番組だな~って毎回、実感していますから! 僕らが眠っている間に働いている人がいるからこそ、当たり前に気持ちよく生活できるんだなということがよくわかりますし、不思議なのは同じ朝ごはんの写真を見ているのにVTRの冒頭と終わりで“うまそう度”が上がるんですよね。一生懸命働く姿って、やっぱり感動をもらえるんです。

――ウエンツ瑛士さんとMCとしてタッグを組んで1年、印象は変わりましたか?

ウエンツは“何でもできる人”。めちゃくちゃやりやすいですし、彼がいればなんとでもなるだろうと思って相当、頼っています。海外経験もあるから、コメントの角度もグローバルで勉強になります。奥さんと2人で番組を見て、いつも「ウエンツってすごいね」と話をしています。ウエンツがいてくれるならゴールデンも安心です!

――今後、番組で見てみたい朝メシと職業は?

例えばテレビ番組やイベント、コンサートなどの会場設営スタッフさん。僕らに近い仕事でも意外と知らない世界があると思うので、のぞいてみたいですね!

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。

世の中にはいろいろな職業があるし、いろいろなウラ側があるんだなという発見を楽しんでいただければ。ご家族や友人同士、みんなで見てほしい番組です!

■ウエンツ瑛士

――ゴールデン昇格を聞いた今のお気持ちを教えてください。

本当にうれしいです! でもきっとさまざまな“朝メシまで”を密着取材してきたスタッフのみなさんが誰よりも喜んでいるんじゃないかな。人知れず夜中にお仕事している人はいっぱいますが、そういう方々の存在に気づいてもらえるきっかけがより大きくなると思うと、感慨深いですね。ちなみに僕は斜め向かいのお宅の奥さまとすれ違ったとき、「見てるわよ。いい番組ね」と褒められました(笑)。そうやって声かけられることって、実は珍しいんですよ!

――ご自身が思う、この番組の魅力とは?

朝ごはんに対する概念が変わるんですよね。朝は食べない派の人やコーヒーを飲むだけの人なども多いと思いますが、やっぱりこの番組を見ると朝ごはんっていいなと思います。お仕事から浮かび上がる人間ドラマも面白いんですよね。あと毎回、VTRのラストにその人の人生を表現するかのような、いい歌がかかるんです。グッと1曲を聴かせる演出も素敵です。

――アンジャッシュ・児嶋一哉さんとMCとしてタッグを組んで1年、印象は変わりましたか?

この番組で初めてレギュラーで一緒に組ませていただいたのですが、児嶋さんは“チーム感”を作ってくれるんです。たとえば僕が出演する舞台を児嶋さんがいつの間にか観に来てくれたりして絆を深め、収録のときだけじゃなく、先頭切ってチーム感を盛り立ててくれる。その姿をスタッフさんも見ているから、一致団結してやっていこうという一体感が生まれるんですよね。とても感謝しています!

――今後、番組で見てみたい朝メシと職業は?

児嶋さんと同じですが、朝早い収録に行くと、スタジオに2種類、お弁当が置いてあるんですよ。そのうちのひとつは夜中から朝の収録に向けて、設営などやってくださったスタッフさん用の朝メシなんですよね。そういう番組作りのウラ側、ぜひ見てみたいです。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。

僕らが寝静まってる夜中に、一生懸命働く人たちがいる……。この番組ではそんな大事なことを伝えていきますし、誰かが頑張っている姿を見ることで勇気をもらえて前向きな気持ちになれるはず。秋からは水曜よるの放送なので、番組を見て“週の後半も頑張ろう”という気持ちになっていただけたらうれしいですね。