ウルトラ星人のニックを冠した独創的エンターテイナーデカ箱のいすゞギガ

驚愕のビジュアルで周囲の視線をクギ付けにするのは、茨城在住のオーナーがフルプロデュースするデカ箱・ウルトラ星人だ。その名の通り、テーマは”ウルトラ星人”。M78星雲からやって来たかのような”地球人離れ”したスタイルが圧巻だ。

特筆すべきは、千葉県の実力ペインター・ネオパインが手腕をふるったウルトラマンカラーの塗装だ。通常の約10倍となる20kgのシルバーラメを吹いたキャブ&ボディは、随所にあしらったキャンディレッドのデザインと相まって、ウルトラマンイメージを熱烈アピール。

また、レクサス風でデザインしたというフロントバンパーも、他車に類を見ない前衛的な逸品。

「FCさんから『30年間飾りを作ってきましたが、そのなかでも一番難しかったです』と言われました(笑)」という裏話も、このスタイルと完成度を見ればうなずける。

そのほか、ケツブタの「帰ってきたウルトラマン」やプロテク前面の「バルタン星人」、立体構造のサイドバンパーなど、多彩な見どころを用意。吊り下げ式のミラーステーにもワンポイントで「ウルトラマン&バルタン星人」をあしらうなど、ファンが見れば思わずニンマリの小ネタも必見だ。

【写真7点】名工FCを難儀させた超絶メイク。

カミオン2014年11月号トップアートをもとに再構成