リクルートは、2月2日にリリースした「転職活動者調査」の第4弾を6月13日に発表した。調査は2022年12月13日〜14日の期間、転職活動をしている1,040人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • 転職活動で企業に提示してほしいこと

ミドル・シニアが転職活動で企業に提示してほしいことを尋ねると、「募集している職場の具体的な仕事内容やミッション」(40.4%)が最も高く、他の年代と10.9%の差がある結果に。次いで「募集しているポジションの評価指標」(26.6%)、「募集している職場の上司やメンバーの経歴や能力」(25.9%)と続いた。

  • 志向性に合う企業の特徴

志向性に合う企業の特徴について「大規模な製品やサービスの一部が担える」、または「小規模でも製品やサービスの決定権が持てる」のどちらに近いかとの質問に対し、「小規模でも製品やサービスの決定権が持てる」(49.9%)が他の年代よりもミドル・シニアの方が12.1%高い結果だった。

  • 志向性に合う企業の特徴

次に「有名企業でステータスが得られる」、「あまり知られていない企業だが自分に合った環境」のどちらに志向が近いか尋ねたところ、ミドル・シニアの「あまり知られていない企業だが自分に合った環境」(54.3%)が他の年代より8.9%高かった。

  • 仕事を通じて、社会へ貢献することを重視しているか

次にミドル・シニアが働く上で重視する観点を調査すると、「仕事を通じて、社会へ貢献する」(49.1%)、「仕事を通じて、達成感を得る」(68.3%)、「仕事を通じて、自分の能力や個性が活かせる」(73.6%)といった項目が、他の年代よりも高い傾向にあった。