女優で声優の美山加恋が、ダンス&ボーカルグループ・EXILE、FANTASTICSの佐藤大樹が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日のドラマ『around1/4(アラウンドクォーター)』(ABCテレビ7月9日スタート 毎週日曜23:55~、テレビ朝日7月8日スタート 毎週土曜26:30~※ほか地域でも放送予定、TVer/ABEMAで見逃し配信)に出演することが10日、明らかになった。

  • 左から美山加恋、佐藤大樹 (C)ABCテレビ

原作は「comico」(連載時は「comico PLUS」)にて連載され、女性ランキング1位を獲得し続けるなど人気を博した緒之氏によるWEBTOON作品。子どもではないけれど、未だ大人にもなりきれない25歳前後(アラウンドクォーター=略してアラクオ)の男女5人が直面する“25歳の壁”、“恋の分岐点”にフォーカスを当て、悩み傷つき過ちを繰り返しながらも、自分なりの乗り越え方を見つけていく恋愛群像ストーリーとなっている。

物語のヒロイン・早苗は、高校時代から8年にわたって一途に彼氏と付き合ってきた。その彼から唐突に振られたことで、自分を見つめ直すことに。そんな折に、かつてのバイト仲間・康祐(佐藤大樹)から誘われて……?そんなヒロイン・早苗を、昨年デビュー20周年という節目を迎え、女優としても声優としても活躍している美山が演じる。

コメントは以下の通り。

■平田早苗役 美山加恋

――原作の第一印象と、面白い! と感じた部分をお聞かせください。

日常の中のちょっとした青春。でもそんなちょっとしたことで人って変わっていくんですよね。どんな人の心にも刺さる多種多様な5人のキャラクター性と、日常ドラマが素敵だと思いました。

――演じる「早苗」の印象は? 彼の魅力に感じた部分もお聞かせください。

自覚はないけどつい彼氏に尽くしてしまい、自分を大事にする方法がよくわからず25歳になり、「私ってこれでいいのかな」「私ってつまらない人間なのか」と悩み始めます。すごく素直で、私にも似てる部分があるくらい(笑)。きっと沢山のひとに共感してもらえる役なんじゃないかなと思っています。

――26歳、アラウンドクォーター真っ只中の美山さん。昔と変わったなと思う部分がありましたら教えてください。

女友達といる時の会話が、20代前半の時と違うかもしれないと最近思いました。人間関係だったり、自分の人生観だったり、今まででなんとなくモヤモヤしていたことが、「あ、自分ってこうなんだ」と腑に落ちる瞬間がきて。理想だけじゃなく、悩んでいることを素直に女子会で話せるようになった。25歳を超えて、楽しいと感じた瞬間のひとつです。

――最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

子供じゃないけど大人にもなりきれない25歳。男女5人のちょっとしたドラマ。どきどきしながら、ちょっとほろっとしながら、楽しんでみていただけるよう、頑張ります。ぜひご覧ください。

■新田康祐役 佐藤大樹

――早苗役を美山さんが演じられるとお聞きした感想をお聞かせください。

僕が子供の頃からずっと女優さんとして活躍されているのを拝見していたので、共演の機会をいただけてうれしいです! 沢山のキャリアをお持ちの素晴らしい女優さんなので、全てを委ねるくらいの信頼感を持って撮影に臨みたいと思います。初対面でも気さくに話しかけてくださり、とても助けていただきました。その姿がとても頼もしく、これからの撮影が楽しみです!

  • (C)緒之/comico