元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が5日、YouTubeチャンネル『【ラミレス公式】ラミちゃんねる』に出演。動画「【強い理由がある】阪神最後のピースが揃えばマジック点灯!? 佐々木朗希に今季初黒星をつけた岡田采配&投打のキーマンを徹底分析!」内で、阪神が優勝するために復調が不可欠な2人の投手について語った。

アレックス・ラミレス氏

同チャンネルでは今回、ラミレス氏が阪神についてトーク。リーグ首位を走るチームの原動力となっている村上頌樹、大竹耕太郎という2人の投手について話した流れで、西勇輝、青柳晃洋にも言及する。

まず西について、ラミレス氏は「ベテランの西勇輝投手も10勝は計算できるが現在2勝3敗(※動画撮影時)」「そんなに悪くないと思うが、だいぶ年齢も高いからね」「このペースでは10勝をあげるのは容易ではないだろう」と率直な意見。

さらに、青柳については「10勝以上計算できるが、2勝3敗防御率5.63はとても高い(※動画撮影時)」としつつ、「被本塁打は1本のみだが、38イニング投げて被安打が42本ととても多い」「奪三振も38イニング投げて30と彼にしては多くない」と指摘する。

その上で、「特に後半戦からは、西投手と青柳投手の復調は不可欠だろう」と断言。「若い村上投手と大竹投手がどこまでこの好調が続くかは分からないからね。この2人は1年を通してローテーションを守ったことがないので、途中で少し休みが必要かもしれない」と持論を述べていた。