フジテレビのバラエティ特番『オケカゼ ~桶屋が儲かったのはその風が吹いたからだ~』が、16日(24:55~ ※関東ローカル)に放送される。

  • 岩井勇気=フジテレビ提供

この番組では、「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、「今我々の生活になくてはならないモノ・コト、そして当たり前のように行われている“アレ”は、実は意外なキッカケから始まっていた」という歴史上のストーリーを完全アニメ化。「首都高ができたのは、徳川家康がビビりだったからだ」「皇居ランが生まれたのは、銀座のホステスがバチバチしていたからだ」など、一見全くつながっていなさそうなリアルな物語に迫る。

全7本のアニメVTRには、小野賢章、雨宮天、小林裕介、戸谷菊之介という話題作で主役を務める4人のトップ声優が参加。番組冒頭のオープニングアニメでは、即興ソング制作で大人気のYouTuber・ずま(虹色侍)が、オリジナルテーマ曲「パラレル」(6月9日、各種音楽配信サイトでリリース)を書き下ろした。

MCは、大のアニメ好きで知られるハライチの岩井勇気。その岩井を「正直なめていましたが…」とうならせた、アニメの仕上がりに注目だ。

コメントは、以下の通り。

■岩井勇気(ハライチ)
「アニメをめちゃくちゃ見ているので、オファーをいただいた段階では“そんな大層なアニメーションは作れないだろう”と正直なめていました。でも、けっこう良かったです!ちゃんと動いていましたし(笑)。キャラクター自体をフォーカスして見られるように、かっこよさやかわいさもあって。アニメ好きにはたまらないし、このアニメブームにちょっと触れた人でもすごく見やすいと思いますよ。“オケカゼ”ストーリーも面白いんです。全く関係ないように見えるめちゃくちゃ遠いつながりもあるのですが、こじつけではなく納得できる仕上がりになっているのですごく勉強になりました!」

■ずま(虹色侍)
「今回、オープニング楽曲のオファーをいただき、大変光栄です!番組の主題と自分の過去を重ね合わせて、“未来を選ぶのは、今の自分だ”というメッセージを込めて、パラレルワールドをテーマに楽曲を制作しました。番組のオープニングから楽しんでいただけたらうれしいです!」

■企画・演出 山本将寛氏(フジテレビ 情報制作センター)
「“話はおもしろいんだけどなー”。この仕事をしているとよく耳にする言葉です。話はとてつもなく面白い、でも映像はついてこない。それを解決してくれるのがアニメでした。絵も音もゼロから作るからこそ、1つ1つのディテールに情報や意味がぎゅっと詰まっているんです。そして今回、キャラクターに命を吹き込んでくれたのは、あまりに豪華すぎる声優陣!話としては絶対的に面白い誕生秘話をアニメで描いたからこそ、目で、耳で、頭で、楽しめる作品になっています!とっても熱量の高い出演者たちと一緒に見ている気持ちで楽しんでいただきたいです」

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