俳優の戸塚純貴が、7月22日(24:55~)にスタートする中京テレビのドラマ『スーパーのカゴの中身が気になる私』(全10話)に主演することが7日、明らかになった。同局にとって、初の連続ドラマとなる。

  • (左から)石田ひかり、戸塚純貴、清水麻璃亜=中京テレビ提供

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』でおなじみの中京テレビが手がける同作は、“食のテーマパーク”である“スーパーマーケット”が舞台。共同テレビの『孤独のグルメ』シリーズを手掛ける吉見健士プロデューサーの制作チームが担当し、食を生業にする人々を楽しく丁寧に描く。回想シーンにはアニメを使用するなど、新たな表現方法にも挑む。

戸塚が演じるのは、子役としてブレイクした十文字雄三。そのまま俳優としてスターダムへのし上がる…予定だったが、現実はそう甘くなかった。俳優への夢を捨てきれないまま、スーパーのアルバイトに仕方なく取り組んでいた雄三。ある日、同じ スーパーで働くレジ係の女性チーフ・半田君枝(石田ひかり)から「スーパーのカゴの中には人生がある」と言われたことをきっかけに、「スーパーのアルバイトは人の人生を考える“俳優業”につながる良い仕事」だと改心。仕事に真摯(しんし)に取り組むようになるが、そこへ様々な事情を抱えた客がやってきて…。

ほかにも、レジ係の岡崎めぐみ役で清水麻璃亜が出演する。

コメントは、以下の通り。

■戸塚純貴
演じる十文字雄三は、仕事や俳優業に対して、まっすぐな男。そういう部分がかわいらしく、自分も雄三の精神に刺激される部分があります。人のことを妄想するところは自分にも近いです(笑)
スーパーのカゴを通して、いろんな方々の人生をのぞき見しますので、皆さんも、登場人物がどういう人生を歩んできたかを一緒に考えて頂けると面白いのではないかと思います。最後までどうぞよろしくお願いいたします。

■石田ひかり
私の母の実家が、元々石垣島でスーパーマーケットをやっていたので、お話を頂いた時は、ご先祖様からのご縁だなと思い、嬉しかったですし、驚きもありました。このようなコメディタッチのドラマが大好きで、よく見ていたので、念願が叶い嬉しいです。
私自身も主婦の一人で、スーパーが大好き。スーパーのカゴの中には人生があり、スーパーは人生に欠かせない存在だと思います。そこで生まれる人間ドラマを是非ご覧になってください。

■清水麻璃亜
私自身スーパーマーケットがすごく好きなので、そんなスーパーを舞台にした作品ということで、すごくワクワクしますし、レジ打ちも昔から憧れていたので店員役がとても楽しいです!
岡崎めぐみは見た目や言葉遣いは強めですが、不器用で可愛いところがとても愛おしいです。
出てくるキャラクターみんな個性的で可愛くて、観ていて一緒に楽しめるようなストーリーになっていると思います。
沢山の方にこのドラマを楽しんでいただけますように!よろしくお願いします。