イー・ラーニング研究所は、「学校と家庭での教育のバランスに関しての調査」結果を5月29日に発表した。調査は4月5日~27日の期間、子どもを持つ親302人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • 学校教育以外で教育費をかける必要があると思うか、その理由

学校教育以外で教育費をかける「必要がある」(88%)と回答した人に、その理由を尋ねると、最も多かったのが「将来の夢のために必要なスキルを身に着けてほしいから」(219)だった。次いで、「学校教育では足りないと思うから」(157)、「学校以外でも友達を作ってほしいから」(92)と続いた。

  • 学校教育以外で教育費を「かけなくてもいい」と思う人の理由

一方、前の質問で「教育費をかけなくてもいい」と回答した人の理由をみると、「教育以外にも子どもにお金を使いたい」(14)が最も多く、次いで「お金をかける余裕がない」(12)、「適切な教育費のかけ方がわからない」(10)との結果に。

  • 特に学校で実施して欲しい教育とその理由

学校における教師不足について、「深刻だと感じ、すぐの対策が必要」(254)が最多の回答に。また、新しい科目の公教育化が開始していることを踏まえ、「特に学校で実施してほしい教育」を尋ねたところ、トップは「金融教育」(248)で、次いで「情報リテラシー教育」(201)、「英語教育」(181)と続いた。その理由について、「家庭で教えられる自信がない」(181)に続き、「児童同士で交流するなどする方が身につくと思う」(133)、「家庭でも活用できる教育教材がない」(114)との結果だった。

  • 教師不足の解決策として、どんな取り組みに期待するか

教師不足の解決策として対策する取り組みについて尋ねると、「メタバースなどを活用したオンライン授業の実施」(221)と「タブレットなどデジタル教材の導入」(205)が7割前後の回答を集めた。結果より、多くの親が授業や教材のデジタル化によって教師の業務削減に期待していると同調査は推察している。