アイドルグループ・SixTONESのジェシーが1日、都内で行われた主演ミュージカル『ビートルジュース』の取材会に出席した。

  • SixTONESのジェシー

本作は、ティム・バートン監督の映画作品を原作としたミュージカルで、幽霊となった夫婦が自分たちの家に引っ越してきた人間一家をあらゆる手段で追い出そうとすることから始まる物語。2人が死後の世界の厄介者でバイオエクソシストのビートルジュース(ジェシー)に協力を求めたことをきっかけに巻き起こる波乱を、コメディの奇才と称される福田雄一氏の演出で日本初上演する。

ミュージカル初主演となるジェシーは「ミュージカルは全然かけ離れていると思っていた。メンバーの(京本)大我や先輩方もやられていますが、俺はいいやという感じでした(笑)」と話し、「大我はもう何本も(ミュージカル)やっているので、いろいろ話を聞きながらアドバイスをもらえたらいいなと思っています」とコメント。

京本の出演ミュージカルを見た感想を聞かれると、「かっこいいですよ。全然違う一面が出て」と答え、「好みだと思うので、見に来てくれる人が『よかったジェシーで』と(思ってもらえたら)。ドラマや映画でも何でもそうですが、期待せず見てもらいたいです」と笑った。

演じるビートルジュースとの共通点については、「ふざけているところ。ちょっと寂しがりやな部分もあるんですかね。僕もありますけど、そういうところは似ている。すぐいろんな人に話に行くところも、KYな部分は似ていると思います」とのこと。

「髪の色がビートルジュースはああいう色で、僕も染めたりするの好きなので、そういう面では似てますかね」とも話し、ビジュアル撮影を振り返って「メイクするの好きなので。2時間ぐらいかかったんですけど、出来上がった姿をいちいち自分で写真撮って楽しんでいました。実際、緑の髪にもしたことあるので馴染みもあって、楽しかったです。いろんなポーズしました」と語った。

そして、「稽古も始まってないのでどうなるかわからないですが、自分らしさも出しながら福田さんとキャストの皆さんとスタッフさんと一丸となって、日本の『ビートルジュース』はこういうものだよというのをお届けしたいです」と意気込み。

「ジェシーらしさと、福田監督のスパイスと、もともとある『ビートルジュース』の3つがどうブレンドされるか。『こういう一面もジェシー出せるんだ』『日本のビートルジュースはこんな感じなんだ』と口ずさみながら帰って、楽しかったと思ってもらえたらいいなと思います」と語った。

本作は、8月4日~27日に東京・新橋演舞場、9月2日~8日に愛知・御園座、9月13日~27日に大阪・大阪松竹座にて上演。