元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が5月29日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』に出演。動画「【上原もビックリ】阿部慎之助コーチから大城卓三捕手へのガチ指導と投手陣に伝えた意外なアドバイス【阿波野秀幸コーチが命題と語るミッションとは?】【巨人練習取材(4)/4】」内で、メジャーリーグで導入されたピッチクロックに持論を述べる一幕があった。

上原浩治氏

同チャンネルでは今回、巨人の試合前練習に密着(※5月3日撮影)。そのなかで、阿部慎之助ヘッドコーチ兼バッテリーコーチが登場し、メジャーリーグで今シーズンから導入されたピッチクロックについて語る流れとなる。

3時間を超えるなど、試合時間の長さが指摘されてきたプロ野球。それがファン離れにも影響している可能性があるとされ、メジャーリーグでは試合時間短縮のために「投手はボールを受け取ってから、走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない」など、複数のルールが今シーズンから施行されるようになった。

このことについて、阿部コーチは「ああいうのがやっぱりもう、導入されると思うんだよね、日本でも」と予想しつつ、「秒数でやるのもいいなと思って」いると、肯定的な意見を述べる。

すると、上原氏は「アメリカで試合をテレビで観てると、あの秒数ばっかり気になってしまう。だから、試合を観てないのよ」と自身の印象を明かし、「やめてほしい」「テレビには出さないほうがいい」と提言した。

また、阿部コーチが「日本独自の物を作ればいいんですよね。警告を出すとか」と話すと、上原氏も「全部が全部アメリカのマネをする必要はない」とうなずいていた。