7月4日よりNHK総合で放送される『お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ』(毎週火曜23:00~23:29 ※全10回)の取材会が29日、東京・渋谷の同局で行われ、本作に出演する小池栄子、桜井玲香、中川大輔、脚本を手掛けたAマッソの加納愛子が出席した。

  • 左から加納愛子、桜井玲香、小池栄子、中川大輔

昨年7月に「レギュラー番組への道」で放送され、大きな反響を得てレギュラー化が決定した本作は、小池栄子演じる雑貨店の店主・福池恵美が、家族や周囲の人々に持ち込まれる小さなトラブルを“笑いの力”で明るくパワフルに解決していくストーリー。ドラマの合間にお笑いネタが登場し、物語とネタの内容が巧みに絡み合う新感覚ドラマで、恵美の長女・未来を桜井玲香、長男・正門を中川大輔が演じる。

主演の小池は「芸人さんが出たいドラマと思ってもらえるとうれしいなと。たくさん芸人さんのネタが見られますので、お笑いとドラマの融合がこんなに皆さんを幸せにできるんだと証明したいなと思うような素敵な作品に仕上がったと思います」と自信。

「手応えはめっちゃあります!」と言い、「なかなかないタイプのドラマですし、笑うことが人の気持ちを楽にしてくれたり明日の活力になるという、笑いを通して家族の絆も深まっていく話なので、お笑い好きじゃない方が見ていただいても、お笑いに興味を示してくれる入り口になるような作品なんじゃないかなと思います。お笑い好きとしては、笑うことがいかに人を幸せにして健康にいいのかということがお伝えできるのではないかなと思います」と語った。

桜井は「福池家はかなり個性的な家族で、福池家が運営している雑貨屋さんにもいろんな面白いゲストの方たちがたくさん来店してくださるのですが、未来ちゃんはいっぱい笑っていっぱい怒っていっぱい悩んで、ひっちゃかめっちゃか楽しく演じさせていただきました。はちゃめちゃ、でもめちゃくちゃ笑いがあふれていて温かい福池家をいろんな方に見ていただきたいなと思っています」とメッセージ。

中川は「正門は3人の中では唯一まともというか、ちゃんとした人間なんですが、僕自身すごくお笑い好きなので、正門くんを演じるところはそこが難しかったです」と話し、「僕ら3人もそうですが、制作の皆さんもお笑いフリークだらけで、その愛情がセットとかいろんなところに詰まっていて、未来ちゃんの洋服や雑貨屋の小物などに細かいお笑い要素が詰まっているので、そこもぜひ見てほしいです。あと、ドラマパートは油断しているとぐっとくるお話もたくさんあります」と見どころを紹介した。

加納は「脚本を担当させていただきました蜷川実花です。お父さんの意見もたくさん聞きながら頑張りました」とボケて笑いを誘ってから、「パイロット版に引き続き脚本を担当させていただきました。3人が作ってくださった福池家をさらにもっと楽しいものにしたいなと思いながら楽しく書かせていただきました。いろんな芸人の良さや魅力が詰まるように小ネタもたくさん入れまして、出演した芸人からもすごく感謝されましたし、面白い試みだという声もいただいたので、それが視聴者の方にも伝わればいいなと思っています。お笑い好きもお笑い好きじゃない方も、皆さんに見てほしいなと思います」と語った。