仙台市交通局は29日、地下鉄南北線・東西線で利便性の確保に配慮しつつ利用状況に対応するため、ダイヤ改正を7月1日に実施すると発表した。ダイヤ改正後の時刻表は仙台市交通局のサイト内「せんだい市バス・地下鉄ナビ」で確認できる。
ダイヤ改正で南北線・東西線ともに運転間隔を変更。平日ダイヤにおいて、9時30分から10時30分までと、14時30分から16時までの運転間隔を現行の7分30秒から8分とし、10時30分から14時30分までの運転間隔を現行の7分30秒から10分に変更する。これらの時間帯以外(朝夕の通勤通学時間帯など)の運転間隔は変更されない。南北線の運転本数は現行の計167本から計157本に、東西線の運転本数は現行の計150本から計140本に減少する。
土曜・日曜・休日ダイヤにおいても、7時30分から10時30分までの運転間隔を現行の7分30秒から8分に、10時30分から22時までの運転間隔を現行の7分30秒から10分に変更(これらの時間帯以外の運転間隔は変更なし)。南北線の運転本数は現行の計135本から計113本に、東西線の運転本数は現行の計135本から計112本に減少する。
あわせて高齢者および体の不自由な人にも安心して乗降できる時間を確保するため、一部の駅を除き、停車時間を15秒から20秒に変更。なお、東西線の青葉通一番町駅(現行20秒)と仙台駅(現行30秒)、終端駅である八木山動物公園駅と荒井駅は対象外となる。