仙台市交通局は、仙台市地下鉄東西線において、荒井駅到着後に列車の車内を消灯し、回送列車であることをわかりやすくするとともに、利用者が間違って回送列車に乗車することを防止する試みを12月7日から試験的に実施すると発表した。

  • 仙台市地下鉄東西線の車両2000系

荒井駅1番線に到着する列車は、到着後すべて回送列車となる。12月7日から実施する試みでは、仙台方面(八木山動物公園駅行)の列車と間違って乗車しないように、防止対策として車内の客室の消灯を試験的に実施する。一部、実施しない列車もある。

実施期間は2023年2月28日まで。荒井駅1番線に列車が到着し、運転士が乗客の降車を確認後、回送列車であることや客室灯を消灯することを車内放送で案内し、客室灯を消灯した後、少し間をおいてからドアを閉める手順となる。