JR東日本およびJR東日本創造旅遊は、台湾の鉄道に興味のある日本の鉄道ファン向けた初の海外イベント「台湾鉄路管理局施設見学ツアー」を5月29日に「JRE MALL」で販売すると発表した。

  • 彰化機務段の扇形車庫イメージ

「台湾鉄路管理局施設見学ツアー」は、日本統治時代の1922(大正11)年に建設され、現在も台湾で唯一、現役で使用されている彰化機務段(しょうかきむだん : 彰化機関区)の扇形車庫を訪問する企画。普段は一般開放していない午前中に特別公開し、少人数でじっくりと見学できる。

どの車両を見学できるかは事前に確定できないため、見学できない車両もあるが、電気機関車のE300型、ディーゼル機関車のR20型、R100型、R150型、S300型、DHL100型などが在籍しているという。

  • 彰化機務段の扇形車庫イメージ

開催日は6月30日と7月28日。両日とも9時30分に台鉄の彰化駅に集合し、9時50分から扇形車庫を見学。11時30分に解散する行程となる。台湾鉄路管理局のスタッフと日本語通訳が1名ずつ同行する。台湾までの航空券と台湾内での交通手段は参加者各自で確保する必要がある。参加費は1人5,000円。5月29日10時から、「JRE MALL」のJR東日本創造旅遊ショップで参加申込みを受け付ける。