アーティストの手越祐也にとって、ジャニーズ事務所から独立後初の関東地区での地上波冠番組『ちぃたん☆と手越祐也のホンキでいきます(仮)』(テレ玉、毎週金曜26:00~ ※TVer・日テレ無料で見逃し配信)が、4月からスタートした。いつも空回りする暴れん坊の人気キャラクター・ちぃたん☆とともに、視聴者の「困りごと」「悩みごと」を解決するロケバラエティだ。

5月26日・6月2日の放送では、手越の地元・横浜で相談者の依頼を解決。寿司屋では実際に握りを体験し、最初は「寿司って難しいー!!」と苦戦しながら、ちぃたん☆が急に座敷の太鼓を叩き出すという環境下でも、持ち前の集中力で徐々にコツをつかみ「楽しいー!!」とご満悦に。握ったマグロ寿司だけでなく、名物のあなご棒寿司にも舌鼓を打ち、カメラが止まっても箸は止まらず、「マジ幸せ!!」と至福の表情を浮かべた。

ほかにも、ホテルで庭の手入れや生け花飾りの土台作り、ベッドメイキングまで、暴れまわるちぃたん☆を制御したり、逆にいたずらを仕掛けたりながら、肉体労働に精を出した手越。そんな彼にインタビューし、ロケ番組の楽しさや魅力などを聞いた――。

手越祐也(左)とちぃたん☆

手越祐也(左)とちぃたん☆

■自由さにシンパシー「小学校の友達と遊んでる感じ」

――ちぃたん☆とはこの番組で初共演ということですが、相棒としていかがですか?

ちぃたん☆って結構暴れるじゃないですか。1回目の放送から暴れて、現地の人にガチで怒られるっていう貴重な体験をさせていただきました(笑)。でも、一緒に楽しくやらせてもらってます。

――ロケを重ねるごとにコミュニケーションが取れてきている手応えもありますか?

そうですね。カメラが回ってても回ってなくても、一緒にじゃれ合ってるんで(笑)

  • 撮影の合間にちぃたん☆にハイキックを入れる手越

――でも結果、1人しゃべりじゃないですか。ロケではずっと1人で回さなきゃいけないので、ハードではないですか?

でも、僕が今までやってきた番組は、だいたい1人ロケだったんで。『イッテQ』もそうだったし、1人でしゃべって1人で落ち着くっていうロケをずっとやってきたので、そこは大丈夫です。むしろちぃたん☆がいてくれるので、話しかけられますし。

――実際に共演されて、ちぃたん☆の魅力というのは、どのように感じていますか?

やっぱ自由さじゃないですか。人間がやったらマズいけど、ちぃたん☆だから許されるみたいなことがあるので(笑)、そこが武器になってると思います。

――“自由さ”という部分では、シンパシーを感じるのでは。

そうですね。そんな遠くない昔、番組でゲッターズ飯田さんに「手越さん、あれっすね。中身10歳ですね」って言われて、自分でも「だよねー」って思ったんですよ。いたずらも好きだし、いつも何か面白いことばかり考えてるし…という意味では似てるんです。ちぃたん☆とは小学校のときの友達と遊んでる感じですね(笑)

――童心に返るような。

はい、楽しいっすよ。くだらないことばっかりやって、ふざけて(笑)

  • 一緒に生け花飾りの土台作り

  • ちぃたん☆の頭に葉っぱを載せるいたずら

■ビニールハウスに入れなかったちぃたん☆

――これまでのロケで、印象的な出来事は何でしょうか?

いろんなことにチャレンジさせてもらってますが、ちぃたん☆ができないときもあるわけですよ。器用さの問題や、サイズ的に入れないところがあったりして、イチゴ農園に行ったときに、ビニールハウスにちぃたん☆が入れなかったんです。そういうところは「俺行ってくるね」ってちぃたん☆に待ってもらうんですけど、結構な量を収穫して外に出たら、ちぃたん☆がどこにもいなくて、マジの休憩してました(笑)。スタッフに「今、あっちで本当に休憩してます」って言われて。

――せっかくの貴重な待ち時間ですから、ガチ休憩に充てたくなる気持ちも分かります(笑)

そうそうそう(笑)。身体が大きくて、やっぱりエネルギー使いますからね。