元プロ野球選手の佐々木主浩氏が20日、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル』に出演。動画「【激闘! セ・リーグ戦力分析】どうなる!? セ・リーグどうなる!? 阪神・横浜〜藤川球児×佐々木主浩 最強クローザースペシャル対談〜<日本プロ野球名球会>」内で、DeNAのトレバー・バウアーについて語った。

佐々木主浩氏

MLBでサイ・ヤング賞を獲得するなど、鳴り物入りでNPBにやってきたバウアー。デビュー戦では好投したものの、9日の巨人戦では6回7失点、16日の広島戦では2回7失点と乱調が続いた。

こうした結果を受け、佐々木氏は「やっぱり盗塁だね」と指摘。「だって、ジャイアンツに足でかき回されちゃダメでしょ。これ阪神だったらどうなるの」と続けると、藤川球児氏は「確かに」とうなずきつつ、「でも彼は気づいたっぽいですよ。賢いかもしれないです」とバウアーが日本球界に適応しようとしていると話した。

また、佐々木氏が「(怒って)いつバックスクリーンにボール投げるかなと思ったよ」とバウアーのメンタルについて言及すると、藤川氏は「『こんなん野球じゃねえ!』っていうのはあり得ると思うんです。(あり得る)ってアメリカでは言われてるんで。僕らの野球界の関係者の中でもそういう話は聞きます」と告白。

その上で、「野球選手って僕らもそうですけど、グラウンドを出たらクレイジーだらけですから」「名球会の試合見てください。わがまま放題ですから、みんな」と理解を示した。

なお最終的に、佐々木氏は「バウアーの場合は、チームのいい刺激になってくれたらいいけど、そこもちょっと爆弾ではあるよね」と心配していた。