爬虫類の展示施設「深谷爬虫類館」(@fukayahachu)が提供するサービス「手刀スイカ割り」がTwitterで話題です。注文すると、館長が手刀でスイカを粉砕してくれる……ってなんなんだそれ?

  • 手刀で…なんだって? (@fukayahachuより引用)

「深谷爬虫類館」は、トカゲやヘビ、カメ、ワニなどの爬虫類と触れ合ったり、餌やりができたりする施設。人気の生物系YouTuber「ちゃんねる鰐」さんが埼玉県深谷市で経営しています。

ちなみに「手刀スイカ割り」で粉砕されたスイカは、同施設で飼育しているリクガメさんに餌として与えられるとのこと。なるほどなるほど、スイカを切り分けるための手刀だったんですね! なお、価格は4000円で、販売は週に1回だけとのこと。

編集部では、深谷爬虫類館に「手刀スイカ割り」考案のきっかけなどについて取材しました。

空手と筋トレをしているパワータイプのキャラだったので…

――手刀スイカ割りをやろうと思ったきっかけは?

深谷爬虫類館は「ちゃんねる鰐」というYoutuberが館長として経営している施設です。館長が元々空手と筋トレをしているパワータイプのキャラクターだったので、仲間内でスイカを食べる時によく素手で割る役をやらされていました。Youtubeの動画上でリクガメにスイカを与える時に手刀でスイカ割りをしたところ、人気のコンテンツに。それを爬虫類館でも実際にお客様に見ていただきたかったため、メニューに取り入れました。

――割るにはかなり技術がいりそうです。手刀割りのコツはありますか?

コツというよりも単純に空手で培った"スピードと力"です。強いて言うなら、それを引き出すために最短距離で手刀を振り下ろすのがコツです。それとスイカに打ち付けても痛くならないように手首や手を鍛えることです。

――手刀スイカ割りは実際に注文が入ったのでしょうか?

今までに2回注文が入りました。

――たくさんの反響が寄せられています!

最近ではスイカを手刀で割るのが普通になってしまっていたので、ここまで反響があるとは思いませんでした。割ったスイカはリクガメたちに与えられます。リクガメがシャクシャクと音を立てながらスイカを食べる様子はとても可愛くて癒やされるのでぜひご注文ください。


手刀のインパクトもさることながら、リクガメがスイカを食べる様子を間近で見られる……。そう考えると、とっても良いサービスかもしれませんね。