2021年に『キングオブコント』で優勝し、テレビや劇場などで大活躍のお笑いコンビ・空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)が、5月16日から自身2度目となる全国ツアー「第6回単独公演『無修正』」を開催する。全国8都市を巡り、動員数は過去最大の2万人予定と過去最大規模のツアーに挑む2人にインタビューし、意気込みや楽しみにしていることなど話を聞いた。

  • 空気階段の鈴木もぐら(左)と水川かたまり

――今回のツアーで挑戦だなと感じていることを教えてください。

かたまり:公演数も今までよりもめちゃくちゃ多いですし、規模が大きいというのは挑戦ですね。プレッシャーに押しつぶされそうです。一人ひとりに向けてやっていきますが、2万人の心を動かさなければならないので。

――2万人規模というのは、喜びよりプレッシャーのほうが大きいでしょうか。

かたまり:今はプレッシャーに押しつぶされて寝られていないです。

もぐら:数が大きすぎてピンときていないです。相当なことをやらせてもらっているんだろうなと思うので、ありがたい気持ちはもちろんありますが、想像できないですね。

――もぐらさんは規模に加えて何か挑戦だなと感じていることはありますか?

もぐら:生きるということは挑戦するということですから日々挑戦ですが、このツアーは挑戦に次ぐ挑戦。やはり2万人規模というのが私にとって今までにない挑戦です。これを達成したらまたその先にも挑戦がある。人生挑戦し続けるしかない!

かたまり:いきなり演説みたいに(笑)

――ツアーを完走したら大きな自信になりそうですか?

かたまり:そうですね。全く違う人間になるんじゃないですかね。

もぐら:フラペチーノ人間!?(笑)

かたまり:8月31日が千秋楽なので、9月以降はフラペチーノ人間になると思います(笑)

――今フラペチーノ飲んでいるからって適当につけましたね(笑)

かたまり:でも本当にパワーアップしていると思います。フラペチーノは甘いものも苦いものフラッペして飲みやすい形にできるという意味では、よりパワーアップしてより多くの人に愛されるのがフラペチーノ芸人かなと思います。

もぐら:私もフラペチーノ人間になります。いろんな人に愛されるフラペチーノのような人間に。

――今回のツアーのタイトルは「無修正」ですが、いつもタイトルはどのように決めているのでしょうか。

かたまり:「いい加減決めてください」と言われてから2人で話し合って決めています。

もぐら:いろいろ候補を考えて、その中から「これだな」という感じで。

――「無修正」にした理由は?

かたまり:1回目のタイトルが「mosaique」で、5回やってモザイクなしをしようじゃないかということになりまして「無修正」にしました。

――内容も「無修正」に関係したものに?

もぐら:内容についてはだいぶ厳しめの箝口令が敷かれているので言えないんです。

かたまり:でも見ていただいたら皆さん満足していただけると思います。