俳優の近藤頌利が主演を務めるカンテレのドラマ『全ラ飯』(毎週木曜24:25~※関西ローカル、見逃し配信あり)第5話がきょう11日に放送される。

  • 『全ラ飯』第5話より=カンテレ提供

ドラマオリジナルの今作は、“全裸で食事をする”という秘密の趣味を持ちながら表向きは非の打ち所の無いハイスペック男子として窮屈な日々を送る金融庁のエリート・一条颯太(近藤)が、思いも寄らない恋に落ちたことをきっかけに、自分に正直な生き方を見つけるまでを描くムズきゅんラブコメディ。一条の故郷で青果店を営む三木真尋を、ゆうたろうが演じている。

第5話では、一条が同僚の春日大翔(岡宏明)から広報局長の銀婚式パーティーの会場予約が出来ていなかったことを報告される。パーティーは明日、しかも広報局長の新婚旅行先であった“ブータン”の料理提供がマストだという。他店も見当たらず困っていたとき、一条はふと、亡き祖母・みづ知(ジュディ・オング)が遺した「レシピノート」にブータン料理が載っていたことを思い出し、真尋に電話をする。

その日の夜、みづ知の家に集まる2人。事情を知った真尋は料理を作ることを快諾し、みづ知の家でパーティーを開催することに。うれしさのあまり、真尋を抱きしめる一条。真尋は驚いて一条を突き放すが、一条が「持つべきものは、良き友だ!」と部屋を出て行くと、「良き友か……」と複雑な表情でつぶやく。一方一条も、思わず真尋を抱きしめた自分に驚き、なぜかドキドキしていることに慌てる。夜中になっても真尋は料理の下ごしらえ、一条はパーティーの段取りなど準備が続く。眠ってしまった真尋に毛布を掛け、寝顔を見ていた一条は、湧き上がる初めての感情に戸惑う。

翌朝パーティーに向けて続々と出来上がる料理。一条の後輩の清水小町(片山友希)も合流して、部屋の飾りつけも進んでいく。そして全てが終わった夜、2人の関係が大きく動く出来事が起こる。