JR東海は8日、ゴールデンウィーク期間(4月28日から5月7日までの10日間)の利用状況を発表した。東海道本線を経由する寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」について、ゴールデンウィーク期間中に約6,000人が利用したとのこと。

ゴールデンウィーク期間中、定期列車の「サンライズ瀬戸・出雲」に加え、臨時列車の「サンライズ出雲91・92号」を計4本(上下各2本)設定。期間中の列車運行に関して、5月7日に伯備線での大雨により、定期列車の「サンライズ瀬戸・出雲」が下り・上りともに運転取りやめとなった。臨時列車の下り「サンライズ出雲91号」は運行されたが、大幅に遅延したという。

こうした列車運行の影響もあってか、「サンライズ瀬戸・出雲」の輸送量(東海道本線静岡~浜松間)は約6,000人、前年比97%となり、昨年のゴールデンウィーク期間と比べて利用が減少した。一方、2018年度比は103%とされ、昨年に続いてコロナ禍前を上回る利用状況となっている。