俳優の筒井道隆が、15日に放送されるフジテレビ系ドラマ『風間公親-教場0-』(毎週月曜21:00~)の第6話に出演。主演の木村拓哉とのフジテレビドラマでの共演は、同じく月9ドラマ『あすなろ白書』(93年)以来30年ぶりとなる。

  • 筒井道隆=フジテレビ提供

筒井が演じるのは、画家の向坂善紀。自身の作品や他の作家の作品を展示販売する「アートギャラリー・コーサカ」を営む向坂だが、高校で美術部に入っている匠吾(城桧吏)は、度々向坂のアトリエを訪れていた。匠吾は向坂の実の息子だが、現在は離婚しているため、新しい父親の元で暮らしていた。匠吾は現在の父親に絵を描くことを禁じられているため、向坂のアトリエを度々訪れては、昔一緒に描いた絵の話に花を咲かせるのだった。

向坂は匠吾に絵の才能があると思っており、匠吾自身も美術の道に進みたいが、現在の父親であり歯科医師の苅部達郎(浜田信也)は匠吾を医学の道に進めさせようとしていた。匠吾の悩みを聞いた向坂は、達郎をアトリエに呼び出し、匠吾が抱えている悩みについて伝えるも、現在の父親とかつての父親同士で口論へと発展し…。

プロデュースの渡辺恒也氏(フジテレビ 編成部)は「第6話は、ままならない人生の中でもわずかな希望を見出そうともがく人々の姿が印象的なエピソードです。向坂は、愛する息子の将来を思う気持ちと、苦しい状況の中で身を引こうと葛藤する気持ちとの間で揺れ動く、とても繊細な心情表現が求められる役でしたが、筒井道隆さんによって見事にリアリティーのある人物として存在させてもらえたと思います。また匠吾役を演じた城桧吏さんも、素朴な雰囲気の中に知性を感じさせる高校生・匠吾役を、等身大で演じ切っていただきました。この親子の関係性が、遠野の心にどのような影響を与え、事件の解決につながっていくのか、放送を楽しみにしていただければと思います!」とコメントしている。

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