住宅ローン比較サイト『モゲチェック』を運営する株式会社MFSが、4月の金利情報についてお伝えします。解説は、堀江勇介チーフアナリストです。

■4月の住宅ローン金利の動き

2023年4月の住宅ローン金利の情報をお知らせします。

変動金利は安定した低金利が続いています。今月から住信SBIネット銀行やりそな銀行が0.3%台の提供を始めるなど、銀行間競争は激化しています。

固定金利は2022年以降上昇が続いてきましたが、今月は全体的に大きく低下しました。欧米の金融不安があったことから長期金利(10年国債利回り)が大幅低下しており、モゲチェックでは今後、固定金利は低下トレンドになる可能性が高いと考えています。

そうした中でも、変動金利と固定金利は金利水準が大きく異なることから、変動金利の優位性は揺るがないと考えています。現状では固定金利の利用によって900万円以上も多額の返済となる可能性があり、モゲチェックとしては引き続き変動金利の利用をオススメします。

■欧米の銀行破綻、どう影響?

3月10日にシリコンバレー銀行、3月12日にシグネチャー銀行と米国の中小銀行が相次いで破綻しました。また、金融大国・スイスの大銀行であるクレディ・スイスも経営危機に陥り、「リーマンショックの再来」と煽る報道も出るなど、欧米の銀行破綻に端を発する金融不安が世界を襲っています。

足元では金融不安に関するニュースはややトーンダウンしていますが、世界のインフレ・金融情勢を踏まえ、今後も金融不安や景気見通しの悪化は再燃する可能性があると考え、モゲチェックでは住宅ローン金利の予想を見直しました。

モゲチェックではこれまで、固定金利は高止まりが続くと発信してきましたが、最新予想では「変動金利は安定した低金利が続き、固定金利が今後低下基調になる」と予想しています。

■住宅ローンインデックスの動き

主要なネット銀行、メガバンク、地方銀行の変動金利、メガバンクの10年固定金利、フラット35の金利をそれぞれ平均したモゲチェックの独自指標、「住宅ローン金利インデックス」の動きは下図の通りです。

変動金利は0.3%台が珍しくなくなるほどの低下トレンドが続いており、銀行間競争の激しさを窺わせます。固定金利は上昇基調が一服し、今月は大きく低下しました。

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