コカ・コーラシステムは、新しい水分補給飲料「アクエリアス NEWATER(ニューウォーター)」を4月17日から全国で発売する。それに先駆けて開催された「アクエリアス NEWATER(ニューウォーター)」新製品発表会の様子をレポートする。
「スポーツドリンクに糖は必要不可欠」の常識をひっくり返す
発表会の冒頭では、日本コカ・コーラ マーケティング本部 スポーツ事業部シニアブランドマネジャー 川瀬保菜未氏より商品の発表が行われた。
スポーツドリンク市場は、コロナ禍を経て回復傾向にあり、2023年予測は2,379億円規模、対前年比2.0%の成長を見込んでいるという。その要因として、昨今の夏季気温上昇、コロナ禍の影響(ワクチン副対応の際の飲用や、コロナ収束時の人流の回復)、そしてスポーツシーンに限らず、日常での飲用が増加していることを挙げた。
新商品の「アクエリアス NEWATER(ニューウォーター)」の開発にあたっては、「日常での飲用の増加に着目しました」と川瀬氏は語る。同社が実施した調査によると、スポーツドリンクをスポーツ時に飲むのは約5%で、95%は通勤時や仕事中、家での家事の合間などに飲まれているそうだ。そういった背景をふまえ、「アクエリアス」は日常で飲まれるアドバンスドハイドレーション(進化した水分補給)に進化させている。
今回発表された「アクエリアス NEWATER」は、糖の代わりにアミノ酸を使った、全く新しい水分補給飲料だ。特徴は大きく3つある。
ひとつめの特長は、「独自のアミノ酸技術で、優れた水分補給を実現」したこと。従来のスポーツドリンクは、糖を含むことでミネラルや水分を腸から引き込み、水分だけよりも早く補給できるメカニズムを利用しており、「スポーツドリンクには糖が必要不可欠」という常識ができていた。そんな重要な糖だが、一方でスポーツドリンクを飲みたくない理由として、「糖分が多すぎる」「甘すぎる」という声も。スポーツドリンクが水分補給に良いことがわかっていても、ユーザーにとっては糖質やカロリーが気になるジレンマが長年存在していたという。
そんな課題を抱えるスポーツドリンクだが、「アクエリアス NEWATER」糖の代わりにアミノ酸を使う独自技術を採用したことにより、アミノ酸がミネラルと一緒に吸収され、水分を腸から効率的に引き込む仕組みだ。「スポーツドリンクには糖が必要不可欠」という常識をひっくり返し、これまでにない水分補給飲料を実現できた。
また、ふたつめの特長は水分補給の特長を持ちながら、糖質・カロリー0であること、そして3つめは、「#思ったより甘くない」とパッケージにもあるように、甘さ控えめな味わいだ。
日本の水分補給飲料において、スポーツドリンクをはじめミネラルウォーターやお茶が挙げられるが、「水分補給効率が高く、糖質・カロリーが無い分野はホワイトスペースだった」と川瀬氏。スポーツドリンクだけでなく、日常の水分補給で水やお茶を飲んでいるユーザーもターゲットとして狙う。
また会の後半では、新TVCMに出演した広瀬アリスさんが登場。商品のおすすめポイントをランキング形式で進めるシーンも。広瀬さんが一番すごいと思ったポイントは「#思ったより甘くない」だそう。「気持ちを落ち着けたいときに水分補給をするので、リフレッシュできますね。さっぱりしていて飽きずに飲み続けられる感じです」と笑顔を見せた。
「アクエリアス NEWATER」は、4月17日より全国で発売する。メーカー希望小売価格は500ml PETで税別160円。また発売に合わせて期間中に対象製品を購入して応募すると、合計20万名様に「アクエリアスオリジナル ステンレス二重構造タンブラー」「アクエリアスオリジナル 防水機能付き骨伝導イヤホン」などの限定グッズなどが毎日当たるキャンペーンや、「Coke ON」で通常の2倍のスタンプをプレゼントするキャンペーンを実施する。