『映画刀剣乱舞-黎明-』(3月31日公開)の舞台挨拶が31日に都内で行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、和田雅成、梅津瑞樹、佐藤たかみち、山本涼介、定本楓馬、小西詠斗、本田礼生、玉城裕規、耶雲哉治監督が登場した。

  • 和田雅成

    和田雅成

同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の実写映画化作第2弾。2019年1月に公開された前作『映画刀剣乱舞-継承-』は中規模公開ながらも、多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円のヒットを記録した。そこから約3年をかけて温められてきた第2弾が製作された。

今回は現代が舞台となり、刀剣男士たちが「仮の主」と行動を共にすることが話題を呼んでいる。へし切長谷部はギャルが“仮の主”になり、博多から東京まで高速バスで移動するという展開から、演じた和田は「まさかのギャルと共に出陣するとは思わなかったんですけど、おかげで14時間かけて東京来たので、お尻ちっちゃくなりました」と発言。さらに「どういうことですか! よろしくお願いします」と自身でツッコみながら挨拶をした。

また見どころとしては4D上映(4DX/MX4D)だという和田。「4Dで揺れたりとか、桜の時は匂いを感じたりするので、ぜひ体験してほしいと思いました。高速バスだったり、戦いの臨場感を味わえたりするのを、酔わない人はぜひ、要人も酔い止め飲んだりして、一緒に頑張りましょう」と、“4Dバス”をアピールする。耶雲監督も「今日のメンバーで、4Dバスを経験してるのは僕だけなんです。ちゃんとバスのエンジンの振動と、路面の揺れを再現しておきました。アクションファンの方は剣圧とか風を感じてると思いますけど、高速バスファンの要望にも応えられると思います」と太鼓判を押した。

最後のフォトセッションでは、BGMが不穏だったため、和田が「音楽が面白い。『へっしー let's go tokyo(ハート)』に変えてください!」と、話題となったサントラの曲名を挙げて会場の笑いをとる。MCも「およそフォトセッションの音楽ではない」「いつ時間遡行軍が出てくるかわかりません」と音楽にツッコんでいた。