トルコ・シリア大地震の被災地救援でフジテレビ系列28局が実施した「サザエさん募金」の贈呈式が30日、東京・港区の日本ユニセフ協会で行われ、フジテレビCSR・SDGs推進室の吉川裕介役員待遇室長が、日本ユニセフ協会の早水研専務理事に目録を贈呈し、感謝状を受けとった。

  • (左から)フジテレビCSR・SDGs推進室の吉川裕介役員待遇室長、サザエさん、日本ユニセフ協会の早水研専務理事

今年2月6日にトルコ・シリア国境付近で大地震が発生したことを受け、フジ系列28局は同11日に「フジネットワーク サザエさん募金」を開始し、3月15日まで約1カ月にわたり実施した。支援金の総額は1億872万1,892円となり、日本ユニセフ協会に全額を寄付した。日本ユニセフ協会を通じて、被災地の子どもたちやその家族のための水、衣類、医療物資、教育などの支援に活用される。

贈呈式で、早水専務理事は「フジテレビ系列28局がサザエさん募金を通じて、トルコ・シリアの被災地のためにたくさんの募金を集めていただき、感謝いたします。700万人以上の子どもたちが被災し、長期にわたり支援が必要と聞いていますので、ご支援をありがたく思います。サザエさん募金はFNSチャリティキャンペーンの一環ですが、2023年度で50周年となり、日本ユニセフ協会にとって最も長いパートナーであり、半世紀の長い期間にわたって、ご支援いただいていることは素晴らしいことです」と感謝を述べた。