BS-TBSドラマ『僕らの食卓』製作発表記者会見が29日、都内で開催され、ダブル主演を務める犬飼貴丈と飯島寛騎が出席。共に“自炊男子”であることを明かした。

  • 左から飯島寛騎、犬飼貴丈

本作は、三田織氏による同名人気コミックを実写ドラマ化。家族と疎遠で人と食事をするのが苦手な会社員の穂積豊(犬飼)が、ある日公園で出会った年の離れた兄弟の上田穣(飯島)と種(前山くうが)と交流を重ねていくにつれ、心を通わせていく姿を描く。

「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、特撮ドラマで主演を務めるなど、共通点の多い犬飼と飯島。犬飼は「プライベートでもご飯に行く友達だったので、『初めまして』とは違い、スムーズに入れました」と安心感を持ってのクランクインだったことを明かすと、飯島も「4~5年ぶりの共演だったで、ワクワク感が強かった」と楽しみにしていたという。

撮影は徳島県美馬市でのオールロケ。飯島は「徳島県は犬飼くんの地元だったので、地元ならではのいいところを教えてもらいました。タイトなスケジュールでしたが、ちょっとお腹が空いたときに、彼のおすすめのラーメン屋さんに行きました。食べログならぬ“犬ログ”でした」と撮影を振り返ると、犬飼も「ロケ中にコンビニに行こうとしたら、偶然同級生の車を見つけたり……」と地元ならではのエピソードを披露してくれた。

また食卓を囲むシーンが作品の見どころでもある本作。司会者から「自炊はしますか?」と聞かれると、犬飼は「僕は自炊をする方です」と述べ、「そこまで手の込んだものではありませんが、餃子やおにぎりなどは得意です。家庭料理的なものは、一通りできます」と回答。一方の飯島も「僕も自炊します」と回答し、「この間カレーを作ったのですが、阿波尾鶏の出汁を使ったらめちゃくちゃおいしかったんです。日々研究しています」と自炊男子ぶりを披露した。

間もなく放送がスタートする。犬飼は「徳島県での撮影だったのですが、徳島に流れている空気や風景が、この作品の温かさとマッチしています」とアピールすると、飯島も「みんなでご飯を食べるシーンは観ていて微笑ましいです」とプッシュしていた。

ドラマ『僕らの食卓』は4月6日よりBS-TBSにて毎週木曜23時より放送、4月12日よりLeminoにて独占配信開始。会見のフォトセッションでは、飯島の弟役を務める前山くうがも登場した。