富山地方鉄道は27日、鉄道線のダイヤ改正を2023年4月15日に実施すると発表した。特急列車の運行を一部再開するほか、パターンダイヤの推進(おおむね10~15時)、北陸新幹線の最終列車との接続改善など予定している。

  • 富山地方鉄道が4月15日に鉄道線のダイヤ改正を実施する

今回のダイヤ改正で、電鉄富山~立山間・宇奈月温泉~立山間・電鉄黒部~宇奈月温泉間の特急列車の運行を再開。電鉄富山~寺田間では、日中時間帯(おおむね10~15時)の運転をおおむね20分の等間隔でわかりやすいダイヤとし、パターンダイヤ化を推進する。

平日朝の急行列車に関して、新たに滑川高校最寄りの西滑川駅と、上市スマートIC最寄りの新宮川駅を新たに停車駅とし、通勤・通学の利便性向上を図る。東京方面から富山駅に到着する北陸新幹線の最終列車から乗り換えられるように、電鉄富山駅にて上市行の最終列車の出発時間を25分繰り下げる。詳細な時刻については、富山地方鉄道のサイトや後日配布する時刻表で確認できる。