元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が22日、YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』に出演。動画「【WBC決勝】侍ジャパン14年ぶりの世界一! ダルビッシュ、大谷らの豪華投手リレーで前回覇者アメリカを接戦で下す! 各選手に里崎が伝えたいこと」内にて、「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」で“個人的にMVPを贈りたい”選手を明かした。

里崎智也氏

「侍ジャパン、今回は大谷(翔平)がMVPだったけども」としつつ、ダルビッシュ有に「MVPをあげたい」と賛辞を贈る里崎氏。「ピッチングとしては、本人は納得できないところもあると思うし、難しかったと思う。でも今回、侍ジャパンの雰囲気を作ったのは間違いなくダルビッシュ」と力強く語る。

続けて「宮崎キャンプに一番最初から来て、いろんな選手とコミュニケーションを取って、もちろん技術の相談、話もしながら」「宇田川会とかいろんな目に見えないサポートもしていた」と、ダルビッシュが宇田川優希を気遣う会食の場を率先して設けていたことに言及。

そして「あのチームの雰囲気を作り上げたのは間違いなくダルビッシュ」「ダルビッシュがもしいなかったら、あの雰囲気がどこまでできたか。和気あいあいとしたチームをひとつにして、誰もひとりにしない、全員に目を配りながらチームの輪を作り上げた」と称賛していた。