東急グループは、阪急阪神ホールディングスとの協働により東急電鉄で運行している特別企画列車「SDGsトレイン 美しい時代へ号」を目黒線・東急新横浜線にも拡大すると発表した。ラッピングデザインや掲出物も一新する。

  • 「SDGsトレイン 美しい時代へ号」の新しいラッピングイメージ

東急電鉄の「SDGsトレイン」は、東横線・田園都市線・世田谷線の各1編成にSDGs「17のゴール」のカラーをモザイク状に散りばめたラッピングを施し、2020年9月から運行開始した。今年4月から目黒線・東急新横浜線を追加した5路線に拡大し、運行も2026年3月末まで延長することを決めた。

ラッピングデザインは、今回のテーマである「共創」をイメージし、「17のゴール」のカラーが混じり合うグラデーションに改める。「さまざまなプレイヤーと手を取り合うことで、困難な社会課題の解決に共に立ち向う共創につながっていく」との思いを込めたという。

  • (左上から時計回りに)東横線車両、田園都市線車両、世田谷線車両、目黒線車両イメージ

なお、阪急阪神ホールディングスが運行する「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は、2025年の「大阪・関西万博」まで運行する予定となっている。