フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、東京・浅草の人気洋食店「レストラン大宮」に入社した若者たちの奮闘を追った『新・上京物語 2023 前編 ~二十歳 夢の迷い道~』を、26日に放送する。

  • 『ザ・ノンフィクション 新・上京物語 2023 前編 ~二十歳 夢の迷い道~』より=フジテレビ提供

2021年春、3人の10代の若者が夢を胸に故郷を離れ、上京してきた。70歳を過ぎた大宮勝雄シェフは「最後の弟子になるかも」と熱い期待を寄せていた。

東京スカイツリーを見上げる店で、「いつか自分の店を持てるようになりたい」と修業を始めたのは、控えめな性格ながら、調理場で先輩の信頼を積み上げていく「あかり」さん。マイペースぶりを叱られながら、着実に成長し、シェフも期待を寄せる「らいち」さん。料理人を志したものの、接客にやりがいを見いだし、新たな夢を抱く「ちはる」さんの3人だ。

新丸ビル店を任されていた先輩が、長年の夢をかなえ、大使公邸の料理人として海外に旅立った後、店を仕切るのは入社5年目の古川さん。その下で、2年目となったらいちさんが共に店を切り盛りしている。若い2人で店を支える中、古川さんの中では、レストラン大宮を卒業し、フランス料理の道に進みたいという思いがどんどんと膨らんでいた。「今、自分が店を辞めてしまったら…」と懸念する古川さんが夢を実現するためには、後輩たちの成長が不可欠。だがこの時、頼みの後輩たちの心の中は、大きく揺れ動いていた…。

一流の料理人を目指す厳しい世界で、それぞれの夢に向かい、修業の日々を送る3人の新人たち。1年目の試練を無事に乗り越えたものの、2年目に待ち受けていた夢の迷い道…。揺れ動く若者たちの2年を、女優・上白石萌歌のナレーションで見つめていく。

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