2023年4月からの放送開始が予定されているTVアニメ『逃走中 グレートミッション』より、キャラクター原案を担当する漫画家・岡野剛による描き下ろしビジュアルが公開された。

ビジュアルには、いつも本気な少年の主人公・トムラ颯也(そうや)、頭脳明晰な颯也の弟・トムラハル、ラッキーを求めるお嬢様・西洞院(にしのとういん)ルナ、「逃走中」の絶対王者・モーリス・シューメーカーという4名の主要キャラクターが、それぞれの個性を発揮しつつ、これからの物語に向けて、明るく、力強く描かれている。

そして、そこに魔の手が忍び寄るかのように、不気味で恐ろしい姿として“ハンター”が描かれており、これから展開される逃走劇が、バラエティー番組『run for money 逃走中』とは、また一味違ったアニメならではのハードなものになっていくことを示唆するビジュアルとなっている。

◎岡野剛のコメント
【「逃走中 グレートミッション」のキャラクター原案を担当することについて】
ゲームのゲストキャラのデザインはやったことがあるのですが、アニメの、それもメインキャラは初めてですのでかなり頑張りました。
頑張りすぎて、やらなくてもいいキャラの性格設定や名前・世界観からストーリーにまで口出しして皆さんを困惑させてしまったことを今更ですが反省しています。キャラ原案って絵だけでよかったんですね!
偶然にもプロデューサーの櫻田さんをはじめシリーズディレクターの貝澤さん、総作監の大西さん、さらには声優の置鮎さんと、『地獄先生ぬ~べ~』時にお世話になった皆さんとまたご一緒することができて、とてもうれしいです。
【それぞれのキャラクターについてのこだわりや、デザインについて】
“ルナ”と“ハル”は一発でOKが出ました。美少女と子供は得意ですから!“颯也”は最初すごく個性的なデザインにしようとして、アフロにゲジ眉・ギザ歯というキャラにしたら却下されて、現在の形に落ち着きました。
一番苦労したのが“モーリス”で、スキンヘッドや退役軍人風と紆余曲折を経た挙句、“若いんだけど頼もしい、先生のような大人”ということでこうなりました。…誘導されたような気もします。
【「ハンター」のデザインについて】
当初は首が真後ろを向いたり、手足が逆関節で曲がったり、サングラス外すと眼球丸出しだったり…という、アニメならではの設定も考えたのですが、ホラーすぎるのでボツに。ある意味この作品の“顔”でもあるので、細マッチョでカッコよく、を意識しました。

TVアニメ『逃走中 グレートミッション』は、2023年4月2日(日)9時よりフジテレビほかにて放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)フジテレビ・東映アニメーション