きょう20日に放送されるテレビ朝日系バラエティ特番『激レアさんを連れてきた。SP』(20:30~)では、上沼恵美子が激動の半生を語る。

  • 左から上沼恵美子、加賀まりこ=テレビ朝日提供

研究員・若林正恭(オードリー)、研究助手・弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)が激レアさんたちの体験を徹底研究する同番組。今回のゴールデンSPには羽田美智子、加藤シゲアキ(NEWS)、近藤春菜(ハリセンボン)をゲストに迎え、「若林 VS 大先輩SP」と題して上沼、加賀まりこという芸能界を代表する大御所の体験談を聞く。

「父のためにイヤイヤ漫才師になったらそのまま日本で唯一無二の女性司会者になっちゃった人」として紹介されるのが上沼。1971年に姉妹漫才師である海原千里・万里としてデビューを飾ると、わずか17歳で「第一回上方お笑い大賞銀賞受賞」という快挙を達成。当時の漫才の映像では、17歳とは思えない舞台度胸と喋りの巧みさに若林も「17歳のあの喋りハンパじゃない!」と脱帽する。気を良くした上沼の饒舌ぶりは止まることを知らず、進行無視で喋りまくることに。

しかし本人は漫才師になることは全くの想定外で、その頃の夢は歌手。幼少期からのど自慢で結果を出し続けるほどの才能だったが、同世代には天童よしみという強力なライバルが。当時の悔しい心情を語るが、その“漫談”の素晴らしい出来映えに、思わず若林が「今日はトークライブにしようよ!」と観客側に回ることを提案する。

その後も大阪・東京で数々のレギュラー番組を獲得し、念願のレコードデビューも果たした上沼。北島三郎との知られざる逸話も語られる。一目惚れした相手と結婚した際には、活動をすべて辞めて表舞台から姿を消し、波乱万丈な結婚生活を開始。その後22歳で電撃復帰すると、主婦目線という強力な武器も手に入れ、瞬く間に再びお茶の間で人気者に。『NHK紅白歌合戦』の司会や、『M-1グランプリ』審査員など近年の大活躍の礎を作り上げた。ただ、本当に仕事が楽しくなったのはこの2~3年という言葉も。上沼から赤裸々に語られる夫とのプライベート、そして理想の夫婦像へ向けたスタジオ驚きの夢とは。上沼の激動の半生に注目だ。