オープンワークは3月16日、「24卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング【男女文理編】」の結果を発表した。調査は、「OpenWork」に登録する16万611名(男性95,989名、女性64,622名、文系99,184名、理系57,579名)の24卒学生が検索した企業を集計している。

  • 24卒就活生が選ぶ「就職注目企業」総合ランキング

    24卒就活生が選ぶ「就職注目企業」総合ランキング

24卒就活生が選ぶ「就職注目企業」総合ランキングは、1位「アクセンチュア」、2位「レバレジーズ」、3位「NTTデータ」という結果に。「アクセンチュア」は男子学生でも1位、「レバレジーズ」は女子学生・文系学生で1位、「NTTデータ」は理系学生で1位にランクインした。

注目度が高い企業の共通点としては、「20代成長環境」への社員からの評価が高く、上位5社中4社が「20代成長環境」の社員評価スコアが4.5点を超えている。実際に企業の採用サイトを覗くと、「早期から裁量権が与えられる」「20代のうちにリーダー職になる人が多い」といった発信が多く見受けられた。

  • 24卒就活生が選ぶ「就職注目企業」男女別ランキング

    24卒就活生が選ぶ「就職注目企業」男女別ランキング

男女別にみると、男子学生は総合電機メーカーなど有形商材を扱う企業を、女子学生は人材サービスなど無形商材を扱う企業を検索する傾向が見て取れた。

男子学生は、1位「アクセンチュア」、2位「NTTデータ」、3位「レバレジーズ」、4位「キーエンス」、5位「野村総合研究所」、6位「オープンハウス」が上位に。また、7位の「富士通」を筆頭に、8位「日立製作所」、13位「ソニーグループ」、18位「三菱電機」、20位「NEC」と、総合電機・IT関連のメーカーへの関心が高まっているよう。

一方、女子学生の注目企業1位は「レバレジーズ」。以下、2位「アクセンチュア」、3位「オープンハウス」、4位「NTTデータ」、5位「サイバーエージェント」が上位っとなったほか、6位に「クイック」、11位に「リクルート」、16位に「パーソルキャリア」と、人材関連サービス業界への関心が高いことがうかがえた。

  • 24卒就活生が選ぶ「就職注目企業」文理別ランキング

    24卒就活生が選ぶ「就職注目企業」文理別ランキング

文理別にみると、文系では営業職種を有するサービス系企業が、理系ではエンジニア職や研究職種を有する大手メーカーやSler・ソフト開発関連企業のランクインが目立つ結果に。

文系学生の注目企業ランキング1位は「レバレジーズ」。次いで、2位「オープンハウス」、3位「アクセンチュア」、4位「サイバーエージェント」、5位「キーエンス」と続き、13位には「サントリーホールディングス」がランクインするなど、営業職種を有する企業が上位に。

一方、理系学生の注目企業1位は「NTTデータ」。次いで、2位「アクセンチュア」、3位「日立製作所」、4位「野村総合研究所」、5位「富士通」が上位に。また、NTTデータの他に、15位「SCSK」、16位「日鉄ソリューションズ」といったSler・ソフト開発関連企業への注目が高い傾向にあり、エンジニア職としての就職に関心があると言えそう。そのほか、17位「東京エレクトロン」、19位「旭化成」、20位「キヤノン」「三菱重工業」といった研究職種を有する大手メーカー系企業も多数ランクインした。