嵐の相葉雅紀が主演を務めるTBS系ドラマ『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』(4月9日21:00~22:48)の取材会が13日、東京・赤坂の同局で行われ、相葉、一路真輝、坂本冬美、石井ふく子プロデューサーが出席した。

  • 左から坂本冬美、相葉雅紀、石井ふく子プロデューサー、一路真輝

本作は、人気シリーズ『渡る世間は鬼ばかり』をはじめとする数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井ふく子氏がプロデュース。最も親交の深い脚本家であった故・橋田壽賀子さんに捧げる愛の物語で、亡くした姉と瓜二つの女性に出会った青年に起きる愛と奇跡を描く。

主人公・杉信也を相葉が演じ、物語の舞台となるおにぎり専門店「たちばな」の店主役を坂本冬美、従業員役を一路真輝がそれぞれ務める。

TBSドラマ初主演、そして石井作品初参加の相葉は「石井先生の作品に参加できると聞いたときは大変光栄でうれしく思った反面、プレッシャーもありました」と打ち明け、「でも、撮影に行ったら石井ファミリーの皆さん、スタッフの皆さん、演者の皆さんがとても優しく迎え入れてくれたので、優しく愛のある時間を過ごさせていただきました。とても自分の中で財産になりました」としみじみ。

「石井先生の作品を見て育っている世代でもありますし、まさか自分が参加できる日が来るなんて想像もしてなかったです。やらせていただけると決まったからには120%注いでやらせていただきました」と語った。

撮影期間中、石井氏が卵サンドを作って持ってきてくれていたそうで、「先生ありがとうございました」と感謝。味も「最高でした!」と話した。

本作には、橋田さんと縁の深いえなりかずき、角野卓造らも出演する。相葉はえなりについて「3歳からやられている大先輩なのにすごく気さくに話しかけてくれて、えなりくんと遊びに行く仲になりました」と告白。「焼き肉を食べに行きました!」と明かした。

現場ではえなりのことを「ベテラン」と呼んでいたという。「えなりくん、『僕、生涯子役』って言うので、『髭も生えていて無理』って話をして『ベテラン』と呼ぶようになったんですけど、年も近いのでお話が盛り上がりました」とうれしそうに話していた。