元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が11日、YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』に出演。動画「【WBC速報】侍ジャパン3連勝で8強に王手『120km/hで大谷から三振をとる投球術を学ぶべき』チェコ代表の丁寧な野球とプチ情報を公開します!」内で、同日の「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」にてチェコの先発を務めたオンジェイ・サトリアの投球を解説した。

里崎智也氏

サトリアのピッチングについて、里崎氏は「めちゃくちゃ腕は振る、チェンジアップはパームみたいな感じで落ちはスゴい。ストレートもフォーシームで投げているけど若干ツーシームするかなみたいな軌道もありながら、タイミングがなかなか取れず」「打撃陣は若干、サトリア投手のあのボールに苦戦した」と分析。

続けて「でも、これは多くの人たちに見てもらいたい。たしかにね、スピードは出るに越したことはないし、160キロ出たらそれに越したことはない。でも野球は球速だけじゃないってことが、今日のサトリア投手のピッチングで見られたと思う」「125キロでも腕をしっかり振って緩急をつけながら投球をすれば、あのメジャーリーガー・大谷(翔平)でも三振をしてしまうっていうね。125キロ、110キロでも三振してしまう投球術」と絶賛した。

そして、「こういうところに多くの野球少年たち、アマチュアの指導者の皆さんには、夢とか希望とか方法論が学べたと思う」「ぜひマネしてもらいたいような投球術でした」とまとめていた。