元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が25日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【深刻】チーム打率1割台目前…深刻な貧打『見ていて感じるある特徴は…』これはチーム方針なのか!? 広島カープは『我慢しないと勝てない!!』高木豊が考える打開策は??」に出演。新井貴浩監督率いる広島の打線が沈黙している理由を指摘した。

新井貴浩

新井貴浩

広島の打線が沈黙している理由

動画公開日の25日終了時点で7勝14敗、セ・リーグ5位だった広島(※30日時点でも5位)。チーム防御率は3.10でリーグ3位を記録していたものの、チーム打率はリーグ最下位の.202と深刻な貧打に喘いでいた。

そんな広島打線について、高木氏は「みんなどうしちゃったのかと思うぐらいポイントが近いんだよね。全員ポイントが近い」「全員打ち気が遅い」と技術的な問題点を指摘。その結果として、「体は開くし、バットは出てこないしっていうことになるよね」と、打者陣が本来の力を発揮できていない理由を分析した。

森藤恵美が「指導がそうなってるんですか?」と尋ねると、高木氏は「指導はどういう指導してるかわからないけども」と前置きしつつ、「佐々木なんかものすごいポイントが近くしようとしてるしな」と具体的な選手名を挙げて言及。

さらに、「中村奨成も最初見た時は『なんで打ちにいかんのかな?』って。去年あれだけがむしゃらに振りにいった男が、振りにいけないぐらいでポイントは近いんだよね。タイミングがとれてないというかさ。全体的に、外国人もポイントが近くなってるし、なんでだろうなと思うぐらい」と、本来の積極的なバッティングが持ち味の選手までもが、消極的な姿勢に陥っている現状に疑問を呈した。

こうした打線全体の傾向から、高木氏は「チーム的にフォアボールをとるためにポイント近くしろとか、そういうことがあるのか」と推察していた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。