北海道日本ハムファイターズの新球場が、札幌市のとなり北広島市に完成しました。

球場内にホテルや温泉があると噂には聞いていましたが、実際、目にすると「ホントにここが球場?」と思うほど斬新なアイデアがいっぱい。初めて訪れる人はきっと度肝を抜かれるはず。札幌在住の地元ライターがいち早くレポートします!

  • 日本初の開閉式屋根付き天然芝球場エスコンフィールド、南側は一面のガラス壁になっています

球場は野球ファンの行くところ。そんなイメージはもうなくなるかもしれません。「エスコンフィールドHOKKAIDO」はスタジアムというより一大レジャーエリア。家族で遊びに来たり、グループで食事に来たりしたときに「ついでに野球も見てく?」みたいな観戦が増えるかもしれません。

驚く仕掛けが数え切れないくらいありますが、今回は5つに絞ってご紹介しましょう。

世界初! 温泉とサウナがある球場

まずひとつめ、なんと球場内に温泉があるんです。温泉に浸かりながら生で野球観戦なんて、一体誰が思いついたんでしょう。そんな極楽を体験できるのは、世界でもちろんここだけです。

  • 「tower eleven onsen & sauna」のお湯は茶色のモール温泉で、男湯・女湯のほか、男女共用の水着着用ゾーンがあります

温泉とくれば、やっぱりサウナも欲しいところ。こちらも大きな窓からフィールドを見下ろせます。

サウナの外には水風呂と半屋外になっている24席の「ととのえテラスシート」。バーカウンターではドリンクや軽食も楽しめて、至れり尽くせりです。

  • 木製バットをモチーフにした内装のサウナは「試合のない日」も営業

球場内のホテルに宿泊できる

温泉・サウナで気持ちよくなったら宿泊だってできるんです。

球場一体型のホテルは全12室。そのうち8室はフィールドに面していて、お部屋の窓やバルコニーから、くつろいで試合が見られます。プロ野球好きの親を招待したら、きっと感激してくれること間違いなしです。

  • 「tower eleven hotel」の客室はすべて違うデザインで、窓から試合が観戦できる部屋も

こうした温浴施設やホテルは、レフトスタンド側の5階層のビル「TOWER 11(タワーイレブン)」に入っています。グローバルに活躍中のダルビッシュ有投手と大谷翔平選手に敬意を表し、二人が過去ファイターズで背負った背番号11にちなんで名付けられたそうです。

  • 「TOWER 11」のエントランスは、偉大な二人の選手を描いたアートワークが目印

バックネット裏にブルワリーがある

そして3つめは、クラフトビールのブルワリー。「よなよなエール」でおなじみのヤッホーブルーイングが、球場内でビールを醸造しています。

醸造所の上はフィールドを一望できるルーフトップバーになっていて、できたてのクラフトビールをビアガーデン気分で味わえます。もはや試合があってもなくても楽しいのでは?

  • 「そらとしばbyよなよなエール」の醸造タンク

  • ここでしか飲めないオリジナルのビールも

子どもの遊び場も、大人の飲食店も充実

食事どころも充実しています。握り寿司から焼肉、中華、スープカレー、ラーメン、焼き鳥と、気分に合わせて選び放題。試合のない日も営業しているので、ごはんを食べに立ち寄るだけでも楽しいはず。

  • すすきのの人気店「海味はちきょう」も出店し、球場で豪華な海鮮丼も味わえます

  • 10店舗が並ぶ七つ星横丁は、試合終了後も営業するので食べて飲んで語らえます

大人の遊び場だけではなく、キッズスペースもスペシャルです。

「リポビタンキッズPLAYLOT by BøneLund」はボーネルンド直営の施設では日本最大級。屋内と屋外の遊び場がつながっていて、遊具も数え切れないほど。思い切り体を動かしたり、おままごとや手づくり体験をしたりと、時間を忘れて遊べそうです。

  • 「リポビタンキッズPLAYLOT by BøneLund」は1DAYパスと、滞在時間ごとの時間料金プランがあります

球場の外にもお楽しみがいっぱい

球場の中の施設だけでもすごいのに、エスコンフィールドの場合、さらに球場の外も見逃せません。

球場を取り囲む広大なエリアが「北海道ボールパークFビレッジ」と名づけられた村になっていて、分譲マンション(すでに完売)や認定こども園、ベーカリーショップやレストランのほか、宿泊できる施設も複数あります。

たとえば「VILLA BRAMARE(ヴィラ ブラマーレ)」は、9棟すべてにサウナやジャグジーがあるスイート仕様。北広島市はゴルフ場も多いので、ここを拠点にゴルフざんまいなんて贅沢もできそうです。

  • VILLA BRAMARE(ヴィラ ブラマーレ)には「ワンちゃんと一緒に」宿泊できるタイプも

手ぶらで来ても焚き火やBBQが楽しめるブランピング施設もあります。取材時はまだ周辺に雪が残っていましたが、緑の季節なら、どんなに気持ちがいいことでしょう。

  • グランピング施設「BALL PARK TAKIBI TERRACE ALLPAR(オルパ)」

このほか、アメリカの自転車メーカー「SPECIALIZED」がアジア初出店。バイクやヘルメットなどのレンタルサービスも始まるそう。今後、ドッグランや農業の最先端を学べる学習施設「KUBOTA AGRI FRONT」なども開設予定です。

  • 3塁側のゲート前のウェルカムモニュメント、青いくまは後ろ姿もキュート

3月14日からはファイターズのオープン戦、3月30日からは開幕戦が始まります。

試合のある日はもちろん、試合のない日でも楽しめるアクティビティがそろう球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」と、球場を核としたエリア「北海道ボールパークFビレッジ」。

ぜひ一度、足を運んでみませんか。新千歳空港から北広島市までは車で約20分。空港や北広島駅、札幌駅からはシャトルバスも運行します。野球に興味のない人も楽しめること、請け合いです!

●information
名称:北海道ボールパークFビレッジ
住所:北海道北広島市Fビレッジ
※オープン戦3試合は入場制限があります。
※エスコンフィールドの入場には入場券、座席での観戦には観戦チケットが必要です。
※エスコンフィールド内は完全キャッシュレス決済です。