JR西日本は、2023年4~8月に運行する「WEST EXPRESS 銀河」山陰コース(京都~出雲市間)の運転日や運転時刻、おもてなしなどの詳細を発表した。
運転期間は4月3日から8月10日まで。上り・下り各29本、計58本を運行する。今年度は新たな取組みとして、山陰の伝統工芸品等と作品・作者の案内パネルを4号車フリースペースに展示し、車内を美術館のように演出する「GINGA SANIN ミュージアム」を実施する。鳥取県の星空や岡山県新見市の鍾乳洞内の様子を体験できるVRゴーグルの貸出しも引き続き行われる。
地元の観光大使や事業者を車内に招き、「御城印」の描き下ろしや誕生日占いなどのイベントも開く。マジックショーなどの企画もあるという。
停車駅でのおもてなしも一部リニューアルし、「WEST EXPRESS 銀河」をイメージして企画したグッズのプレゼントや、地元の銘菓、「銀河」オリジナルパッケージの伝統工芸品販売など新たな企画を加えた。
下り列車は京都駅21時15分発・出雲市駅9時31分着、上り列車は出雲市駅16時9分発・京都駅6時43分着で運転。始発駅発車日を基準として、下り列車は月・金曜日、上り列車は水・土曜日に運転する(一部運転しない日を除く)。全席において旅行会社が企画・実施する旅行商品として発売され、4~6月の運行日分は3月10日に販売開始した。旅行商品の詳細や販売方法など、「WEST EXPRESS 銀河」特設サイトで確認できる。