中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう7日に放送。竹中直人、斎藤工がゲスト出演する。

  • 札幌のラーメン屋店主=中京テレビ提供

北海道札幌市で、大雪や極寒にも負けず営業しているラーメン屋。名物は、細切れチャーシューとネギを加えたチャーハンの上に、揚げたてのトンカツとキャベツを載せ、最後に特製ごまダレをたっぷりとかける「うまかっちゃん」(900円)。「うまかっちゃんというくらいだからカツ美味い」と、客も絶賛の逸品だ。さらに、特製の油そばとごはん約1合、加えてカツ煮、チャーシュー、メンマ、半熟卵をひとつの丼ぶりに乗せた「カツチャーシュー」(1,200円)も人気。「この丼ぶりじゃなきゃダメ。1+1は5でしたね」と、その相乗効果が客の胃袋をつかんでいる。

ほかにも、チャーハン2合&ごはん2合にカレーをかけ、餃子3個をのせた「手稲山」(1,200円)、特製カタ焼き麺とチャーハンに野菜たっぷりのあん、そこに目玉焼きも乗せた「前田公園」(1,200円)など、近所の名所をモチーフにしたボリューミーなメニューもそろっている。

40代の店主がひとりで切り盛りしており、出前も受け付けているため、営業時間中に店内が無人になることも。また、常にエネルギッシュな店主は、厨房だけでなく出前のときも半袖1枚という熱血スタイル。「相手が幸せになってくれれば俺も幸せになる、って思えば、うまく世の中回るんじゃないの」と、他人の幸せを真っ先に願う心から、今日も半袖姿で店に立つ。

さらに、前回の北海道取材でお世話になった保育園経営の河井さんがお店に訪れ、店主と意気投合。再び送迎などのサポートをしてもらうことに。

仙台駅から1時間、新田駅から車で20分の宮城県登米市にある小さなケーキ屋。70代の店主とその妻で40年前以上から営まれているこの店は、店主の手作りケーキをテイクアウトできるだけでなく、店内で軽食を味わうこともできる。

驚くべきは、「値上げをストップしてから30~40年が経つ」というその価格。「モカケーキ」「ブルーベリーショート」「ベリーベリーケーキ」の3種は110円。「フルーツケーキ」は220円、「ロールカステラ」は320円と、子供がお小遣いでも買える値段を維持している。

店内で食べられる軽食には、自家製ケチャップソースを使った「ナポリタン(小)」、3種類をブレンドしたカレー粉で作る「カレー(小)」があり、どちらも250円。客からも値上げしないのか心配されるそうだが、「貧乏に生まれているから上げる気持ちが出てこない」と、値上げしない理由を穏やかに語る。