ミュージカル『ルーザーヴィル』の公開ゲネプロが5日に東京・新橋演舞場で行われ、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、本高克樹(7 MEN 侍/ジャニーズ Jr. ※高ははしごだか)、高月彩良、山本涼介、青野紗穂が取材に応じた。

  • 左から青野紗穂、高月彩良、井上瑞稀、本高克樹、山本涼介

    左から青野紗穂、高月彩良、井上瑞稀、本高克樹、山本涼介

同作はロックバンド・Son of Dorkのデビューアルバム『Welcome to Loserville』の曲を使用したミュージカル。1971年アメリカを舞台に夢に向かって奮闘する“ヲタク”たちが描かれ、「負け犬」の名前がついた町「LOSERVILLE」で暮らす大学生のマイケル(井上)はコンピューターヲタクで、世界初の「ネットワークを通したコンピューターメッセージ」の新技術を開発すべく試行錯誤を重ねている。SFヲタクのルーカスやフランシス、マーヴィンといった個性豊かな仲間に支えられながら、夢に向かって懸命に走る。同作にはほか塩田康平、島太星、高嶋菜七、柴原直樹、鈴木凌平、Emaらが出演する。

主演の井上は新橋演舞場での公演に「非常に緊張しています。プレッシャーと言いますか、『少年たち』という舞台で何回か立たせていただいたんですけど、その時はメンバーだったり、美 少年のメンバーもいたり、みんなで座長という感じだったんですが、今回は初の単独主演ということで責任を感じてはいます」と心境を吐露。「本当に皆さんにたくさん助けていただきながら、なんとかここまで来れたという感じで、申し訳ないことに座長ぽいことが何もできてなくて、千秋楽までには恩返しできたらなと思ってます」と感謝した。

「座長らしい行動」としてカンパニーのTシャツを作ったそうで、本高は「僕も半分出資してる」と明かす。しかし井上が「昨日、本高に『あのTシャツ俺も一緒に作ることにしていい?』と言われて」と暴露すると、本高は「勝手に作るから」とぼやき、井上は「2人で作ることになりました」と経緯を説明した。

メンバーの来場については、井上が「作間(龍斗)が初日に来るそうで、『もちろん初日観劇させていただきますよ』というメールをもらって。すごく楽しみですね」と語る。製作発表では楽屋のれんをメンバーが贈ってくれるという話をしていたが「あの、くれなかったです。くれなかったんですよ! 待ってた。僕の楽屋、今、丸見えです。のれんなしです。みなさん訪れやすいということで……」と切ないエピソードも。「一応お願いはしたんですよ。作る作るみたいな話は感じてたんですけど、それが1カ月前だったので、そこから音沙汰なし。本当に作ってるのかな? ありがたいことにいろんなお仕事させてもらってるそれぞれ忙しいので、仕方ない。少し寂しいですけど、2カ月あるのでまだ待ってますよ」とアピールした。

一方、坂本昌行に頼みたいと言っていた本高も「本当に大先輩ですし、ふわっと言わせていただきますけど、3月5日現在、僕の入口の通気性はめちゃくちゃいいです」ともらってはいなかった様子。「まだ風通しはいい感じですけど、もしかしたらそのうち届くかな。メンバーからも連絡あって、ついさっきまで矢花(黎)と電話してて、そのせいで昼ごはん食べられなかったんですけど、矢花の同級生がバンドメンバーとしてついてくださって、みんなで一緒に頑張ろうねという感じ」と意外な関係性についても話した。

カンパニーの関係については、本高が「井上さん、まだ人見知りしてるんですけど」と明かし、山本は「たしかに、目合わないもん」と同意。井上は「エディ(山本)は怖くて。いじめられるから」と苦笑しつつ、井上「みなさんめっちゃ話されてますよね。何話してるんだろう? 稽古場の席が近い人同士、しゃべって盛り上がってる印象があった。役柄もあいまって、1軍という風に見えてしまって、どきどきしちゃって」と言い訳する。本高が「原因が1つありまして、席が彼だけ離れてたんですよ。なので途中から席替えして少ししゃべりやすい空間にしてあげようかなと思ったんですけど、それでもあんまりしゃべらなかったもので」と状況を述べ、青野は「話しかけづらい空気でしたよね」とツッコミ。井上は「初のミュージカルだし、いっぱいいっぱいで、大反省です」と振り返った。

親友役の本高に対しては、井上が「今は頼りきりです。マイケルとルーカスの関係性というか、わからないことがあったら本高に聞いて。タイピングも僕は本当にわからないので、どこにどの文字があるのかも本高に聞いたりして」と感謝し、本高は「キーボードの配列を初めて人に教えました」と応える。恋人役の高月は「ちゃんと話しましたよ。恋人になる役なので、会話をしなくちゃという意味で」とフォローするも、「私が1個踏み込むと敬語に戻る。壁はあるんですけど、公演中に仲良くなれたら……」と歯切れが悪く、本高は「俺が知ってる以上に気まずそうだった。不安になってきちゃいました」と心配そうに。井上は「盛り上げていきます」と誓っていた。

東京公演は新橋演舞場にて3月5日~22日、大阪公演は大阪松竹座にて4月6日~16日、広島公演は上野学園ホールにて4月20~21日、愛知公演は御園座にて4月26日~30日。